フェイクニュースは時が経つと脳で真実に変換されると判明! マンデラ効果が当たり前に… 捏造記憶の実態!

 昨今、何かと騒がれるようになったフェイクニュースの存在。最近では人工知能を利用し、声や顔を模倣したディープフェイクが世界的な問題になっている。そのクオリティはまちまちだが、たとえば、オバマ前大統領がトランプ大統領を罵倒するディープフェイク動画は遠巻きに見ればほぼ偽物だと見抜くことは不可能だろう。多少、口元が不自然な動きを見せることもあるが、声は完璧だ。

 さて、そうしたなか、フェイクニュースが人々の記憶を改竄していることが最新の研究で明らかになった。

 英紙「Daily Mail」(8月22日付)によると、アイルランド国立大学コーク校の応用心理学者ジリアン・マーフィー博士らは、2018年にアイルランドで行われた中絶廃止をめぐる国民投票に際して、有権者ら3000人以上にある実験を行なったという。

 被験者らは国民投票に関する6つのニュース記事を見せられたが、そのうち2つは完全なフェイクニュースであり、ある候補者が違法行為に手を染めているというものだった。その後に、見せられたニュースについて知っているか聞かれ、その記憶を詳述するよう求めた。

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画像は「Daily Mail」より引用

 その結果、被験者の50%近くが誤った記事内容について知っていると答えたという。驚くべきことに、記事には書かれてない内容まで語ったそうだ。もちろん彼らが語った情報は正しいものではない。

 傾向として見られたのは、対立候補に対するフェイクニュースをよく覚えていたという。自分に都合の良いように記憶や情報が虚偽化されてしまっていたのだ。

「人々は自分の誤った記憶に基づいて行動します。そしてフェイクニュースがフェイクだと自分を納得させるのは難しいのです」(マーフィー博士)

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