日本のソープランド利用巡る激論がヤバイ!神の目を盗んで…ムスリムパトロールも!?【イスラム教徒と風俗】

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 すでに難民でなくとも多数のイスラム教徒の外国人は日本に住んでいる。アラブ首長国連邦が4千人、サウジアラビアが1千3百人、 中東の主要国以外でも2万4千人のマレーシア人うち多くがイスラ ム教徒で、2万人いるインドネシア人にもムスリムは多い。そのため最近は受け入れ態勢をもっと整えようとする人々もいるが、 そこで困るのがムスリムの間で分かれる規律だ。

 たとえば酒や豚肉を口にしないハラル・フードに対しても、厳格に守る人もいれば、緩い人もいる。ハラルは中東ではなく、マレーシアで始まったものだが、イランなど中東の一部で禁じられるエビ、 カニなどは許容されている。さらに「他に食べるものがない場合は 豚肉を食べてもよい」とする派や、度数の低い果実酒を認める人もいて、マレーシアでは日本の甘酒がハラル認証を受けたばかりだ。 醬油のようなアルコール発酵の調味料も賛否が分かれる。イスラム教を巡る解釈では、最悪の場合、武力闘争を引き起こすこともある が、身近なところでは風俗店の利用をめぐっても小さな対立があったわけだ。

 実際、代々木上原にある日本最大のモスク、東京ジャーミイに訪れたムスリムたちに話を聞いてみても「人によって解釈が分かれる」 との話が聞けた。

「たとえば、十数人のムスリムで日本国内を旅行先したとき、地元の名物で豚や酒が使われてなさそうなものを食べることがあるんだけど、買って食べる寸前になって、ひとりが『これはハラルじゃないんじゃないか』と言い出すとみんなが捨てちゃう。反論はあっても、揉めるのがいやだから仕方ない」(マレーシア出身、 ユージンさん)

 一方、サウジアラビア出身のMさんは「これまでは見過ごしてきた ムスリムの乱れた行ないを見過ごしたくない」と、 繁華街や風俗街周辺をパトロールしているのだという。

「同じサウジ出身の友人が日本に来た途端、たくさんの女性と交際して大酒を飲むようになった。彼は『自国なら戒律は守るけど、ここでは関係ない』と言っているが、神はどこにいるかで人を区別しない。仲間に乱れた者がいたら力づくでも正しい道に戻す。でも、警察官に職務質問を受けることがあって困る」

 対して同じサウジ出身のビジネスマンであるA氏は、「母国でも戒律が緩められる傾向があって、先日は妻に運転免許を取らせた」 という逆のスタンス。サウジでは近年、政府が女性の自動車運転や自由旅行を認める方針が出されたが、宗教団体からは反発があって物議を醸している。女性の自立が強まり、顔を隠していた黒いベー ルを脱ぐ女性まで出てきて、A氏は「10年後にはイスラム女性の 風俗嬢が生まれるかもしれない。個人的にはそこまで変わるのはどうかと思うけど、もし女性がやりたいというなら自由を認めてあげたい気もする」というほどだ。

 本人も日本の風俗遊びが大好きで、 「デリヘルにハマっていて、オイルを使ったプレイができる店を週1で利用している」という。ただ、 外国人客を許容している店はまだまだ多くないから「サウジアラビア人ですと言うだけで、断られることも多い」

「イスラムというと過激派みたいに思われるけど、ベッドの中の過激派ならいいでしょ」と日本語でジョークを言ったA氏だが、反発する派を刺激しないようにSNSなどで風俗遊びを公言することは ないという。風俗を巡る論争は決着は見えない。

※関連記事:培養肉とハラル料理に関する問題点― 拡大しまくる人工肉ビジネスを外国人投資家が暴露 「日本に極秘研究チーム存在」人肉も…!?

文=片岡亮

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