「終末に備えて」地下生活9年、オランダの怪事件で新事実発覚! 奇妙な言語、謎の男ヨセフ・B、不審な“自撮り写真”も公開!
オランダの家族が9年間も密室に幽閉されていたことが明らかになった。カルト宗教が関与していると見られている。
英紙「The Sun」(10月17日付)によると、発見された家族は6人。長男であるヤン・ゾン・ファン・ドルステン(25)が、近隣のバーでビールを5杯飲んだ後、バー経営者に助けを求めてきたという。
「彼と話したら、助けて欲しいと言うんだ。だから、警察に電話したんだよ。長い髪、汚いヒゲ、古い服を着ていて、困惑している様子だった。それでもって、学校に行ったこともないし、9年間床屋にも行ってないって言うんだ」(バー経営者)
すぐに警察は、家族がいるというアムステルダムから60マイル(約96km)離れたドレンテ州ライナーボルトにある農家に足を踏み入れた。すると、階段下の隠し部屋に18歳~25歳の4人の兄弟姉妹とその父親がいたという。
そして他にも家族ではない7人目の人物がいた。ヨーゼフ・B(58)という人物だ。英紙「Daily Mail」(10月16日付)によると、彼はオーストリア・ウィーンに生まれの高度な技術を持つ木工職人ということ以外よく分かっていないという。ただ、家族を幽閉していたと見られ、監禁容疑で逮捕されている。
ヨーゼフ・Bが当地に移り住んできたのは2010年。それと同時に一家も幽閉されていたと見られている。それから9年間も閉じ込められていたというから恐ろしい。そのせいか、家族の何人かはまともな言葉を話すことができず、“架空の言語”で会話していたという。ヨーゼフ・Bに農家を貸していたオーナーは一家の存在に全く気付かなったそうだ。
そして、それ以上に警察を困惑されているのが、一家がみすみす幽閉されていた理由だ。これについては現在も詳しいことは分かっておらず、警察は一家が進んで閉じ込められていたのではないかと疑っているとのことだ。というのも、彼らの栄養状態は悪くなく、いたって普通の健康状態に見えるからだという。彼らは狭い隠し部屋で何をしていたのだろうか? 一説には、そこで“終末”を待っていたとも言われており、カルト宗教が関与しているとも言われているが……。
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2024.10.02 20:00心霊「終末に備えて」地下生活9年、オランダの怪事件で新事実発覚! 奇妙な言語、謎の男ヨセフ・B、不審な“自撮り写真”も公開!のページです。カルト、オランダ、監禁、終末、幽閉などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで