コンゴ最強オシャレ集団「サプール」のファッションショーがヤバイ! 東京でのイベント情報も

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 10月20日に横浜アソビル「PITCH CLUB yokohama」で行われた「サプールファッションショー&DJ SARASA ナイト」にすごい男がやって来た。彼の名前は、ロビー・ジャン・フラン・コ氏。若手ナンバーワンのサプールだ。

 パリからやって来たロビー氏は、これまでに来日したサプールとは比べものにならないような風格を持ち合わせていた。背筋をピンと伸ばしてランウェイを歩き、ちょっと立ち止まっては、サプール流の独特なステップやポーズを披露する。スポットライトを浴びながら2回、3回とランウェイを歩くと、客席からは、どよめきの声が上がった。この一瞬を逃すまいとスマホやデジカメで写真や動画を撮っている人たちがいる。圧倒的な存在感だ。

 ロビー氏の後に続いたのは、パリ在住コンゴ人(コンゴ共和国)ファッションデザイナーのバチュロア氏だ。彼も堂々とした風格でランウェイを歩いた。横浜は、一気に“異世界空間”となった。

 サプールのロビー氏は、パリ市内で自身のブティックを経営している。そこには、様々なブランドものの洋服が並び、若いコンゴ人がやって来ている。彼は、コンゴ人(コンゴ民主共和国)なら知らない人はいないというほど有名だ。また、同じくパリ市内で自身のブランド「コニヴァンス」を展開しているバチュロア氏は、明るい色彩を使いこなすのが上手いデザイナーだ。今回のショーは、同ブランドの日本デビューコレクションにもなっていた。このようなファッションショーを日本で見られるというのは、奇跡としか言いようがない。

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 ファッションショーの余韻が冷めやらぬまま行われたのは、ファッションデザイナーのドン小西さんと写真家のSAP CHANOさんによるトークだ。ファンションのあり方についてお互いの意見を交わす。小西さんは、このショーのために軽井沢から駆けつけたという。観客の笑いを誘ったのは、「日本人は、黒い服を着ていれば安心している」というドン小西さんの見識。黒い服を着ているのは、あまりにも安易な着こなし方なのだという。

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