「インチキ霊言やめろ!」幸●の科●施設前で抗議の数名と教団職員数十名が大激突! レポート
教団職員による暴力行為も
最初の抗議活動は、9月16日に東京・新宿で行われた幸●実現党の「#香港革命 自由のために、戦うべきは今!」と題するデモ行進への「カウンター」。「香港革命は神の革命だ!」と叫ぶ2500人(主催者発表)のデモ隊を数名のカウンターが追尾し、歩道からトラメガで「インチキな霊言を撤回せよ!」「香港は幸福の科学のオモチャじゃないぞ!」と叫んだ。
ところが幸●の科●は後日、周氏と同じく香港民主化運動のリーダーの一人である黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏の「霊言」まで発表した。「やや日刊カルト新聞」は、今度は高輪にある幸福の科学施設「東京正心館」前の歩道での抗議活動を呼びかけた。これが1回目の正●館前抗議だ。
9月22日、10人弱が「インチキ霊言やめろ」などと声をあげ、通行人や施設を訪れた信者に抗議ビラを配布しようとした。
これに対して、幸●の科●は30人以上の教団職員を動員。黄色のエリマキ集団が抗議活動参加者たちを取り囲み、大声で「帰れ!」「中国大使館でやれ!」「この迷惑野郎!」などと罵った。警察も出動し、抗議側に詰め寄る教団職員を警察官が静止する場面が何度もあった。
すれ違いざまに女性参加者を裏拳で小突いた教団職員もいた。
「暴力カルト!」
そう叫んだ女性を、教団職員がこぞって「ウソつき!」と罵る。女性を小突いた教団職員も、「お前が当たってきたんだろ!」と逆ギレして女性に詰め寄り、警察官に止められていた。職員が女性を小突いた瞬間は映像にしっかり残っている。どう見ても教団職員の方から意図的に手を伸ばして小突いている。
幸●の科●側は「霊言は真実だ」とか「無届けデモは違法」などと書かれたプラカードを掲げた。抗議側で参加した著述家の菅野完氏が、その場でこう言い放った。
「霊言は真実だって、ウソが書いてある!」
「無届けデモは違法って、中国当局が香港の民主化デモに対して言っていることと同じじゃないか!」
路上でのスタンディングでの抗議活動に、警察への届出等は必要ない。事前に地元・高輪署に確認済みだ。現場で警備にあたった警官たちも、抗議活動をやめるよう求める場面はなかった。警察に制止されていたのは抗議側ではなく、むしろ大人数で歩道を占拠し抗議側を罵りながら詰め寄ってくる教団職員たちのほうだ。
着物姿で登場した菅野氏を教団職員が「中国共産党の手先!」と罵る。菅野氏が「共産党の手先が角帯締めるか」とやり返した。教団職員が「アグネス・チョウ」ではなく「アグネス・チャン」と口走った場面では、教団職員が抗議側から
「アグネス・チャンの話なんかしてねえよ」(藤倉)
「丘の上ひなげしの花か!」(菅野氏)
と、総ツッコミを浴びた。
香港民主化デモと同じように黄色いヘルメットや黒いマスクを着けた抗議側に対して、幸●の科●側は「怖い~!」「なんで顔を隠すんですか~!」という罵声も浴びせた。幸福の科学は香港を応援しているかのようことを言うが、香港のことを何も知らないようだ。
後日、教団側のこうした発言もネット上でツッコミを浴びた。
(後編に続く)
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