AirbnbのAIは「宿泊者がサイコパスかどうか見分けられる」と判明! ユーザーの暗黒面を完全把握、行動予測も… 管理社会の最先端!
■AIが潜在的なトラブルメーカーを排除
当然だが、Airbnbでは予約も支払いも必ず同社システムを通して行わなければならないが、これまでわずかではあるものの、ホストとゲストが直接交渉して宿泊料を授受するケースも散見されていた。しかしこのAIでオンライン上の言動が追跡できるため、規約違反となる直接交渉は事実上不可能になることが見込まれている。
Airbnbのウェブサイトには「Airbnbのすべての予約は、確認される前にリスクのスコアが付けられています。予測分析と機械学習を使用して、数百の信号を即座に評価し、疑わしいアクティビティが発生する前に警告を発して調査します」との記載がある。
Airbnbと部屋を貸すホストには都合の良いこのAIだが、一方でAIが個人情報を自動的に収集して人物評価を行うというのは一種の“ディストピア”でもあるだろう。個人情報の民間利用がどこまで進むのかを懸念する声や、AIに最終判断をさせないように徹底しなければならないという訴えも少なくないようだ。
その人物に関わるオンライン上の情報のみで、当人がサイコパスなのか、少なくとも宿泊を拒否すべき人物であるのかどうかについて、実際に予測できるものなのかという素朴な疑問も湧いてきそうだ。しかしながらAirbnbは、実績として長年にわたってホストの部屋にダメージを及ぼす困ったゲストの問題に対処してきていることから、このAIが潜在的なトラブルメーカーを排除できるのであれば、同社がこれを最大限活用しようとするのは理解できる。
もちろんトラブルメーカーではない普通の人々にはこのAIは実質的に何の影響も及ぼさないのであろうが、末端の人々までもが管理される“超管理社会”化は着実に進行中であるということにもなるのだろう。
参考:「Futurism」、 「Evening Standard」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊AirbnbのAIは「宿泊者がサイコパスかどうか見分けられる」と判明! ユーザーの暗黒面を完全把握、行動予測も… 管理社会の最先端!のページです。サイコパス、仲田しんじ、人工知能、ホテル、民泊、Airbnb、旅行客、ゲストハウス、宿泊予約などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで