これは納得!「エイリアン探索の致命的な欠陥」ついに指摘される! やっとまともな宇宙人議論へ

 SETI計画をはじめとして、学術的なエイリアン捜索の試みは長年行われているものの、その成果は芳しくない。その理由として、「致命的な欠陥があるから」だという指摘が注目されている。どうすれば人類はエイリアンを発見できるというのか? 科学メディア「Live Science」(1月22日付)が報じた。

To find intelligent alien life, humans may need to start thinking like an extraterrestrial (Live Science)

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画像は「Getty Images」より引用

 エイリアン探索の致命的な欠陥——それはエイリアンは人間に近いものという仮定であり、その先入観によってエイリアンのサインを見逃している可能性があるというものだ。実際、SETIではそのバイアスを人類学の立場から洗い出してもらうプロジェクトも行なっている。

 米マサチューセッツ工科大学で人類学と科学を学ぶクレア・ウェッブ氏は、SETIのプロジェクトの一つ「ブレイクスルー・リッスン」に参加する一人だ。このプロジェクトでは電波望遠鏡などでキャッチした信号の保存・解析を進めているが、ウェッブ氏の調査対象はプロジェクトに関わる科学者たちだ。研究に関わる人々がエイリアンについてどのように考えているか、気づかぬうちに人類を基にしていないかを調べている。

 ウェッブ氏が「SETI研究の多くは、異なる世界の存在が同じように宇宙を理解し、相互にコミュニケーション可能だという考えを前提にしています」と指摘するように、多くのプロジェクトではエイリアンが人類と同じような電波望遠鏡を作り、そこから数学や科学といった普遍的な言語を使ったメッセージを送っているという前提のもとに研究が進められている。しかし、実際のところ、エイリアンも人間と同じように研究所や大学で講義を受けたり、学会でスライドやポスターを使って研究発表を行っているとは限らない。

 研究者たちが当然のように行っている講義や学会発表という「儀式」が、科学的知識にどのような影響を与えているか——例えばそのような考察を行うのがウェッブ氏の仕事である。それは現在の人類の奇妙な習慣・慣行について疑問を感じるかもしれない別の惑星の生物の視点を取ることと同じだとウェッブ氏は語る。

「地球外生命体が私たちを見たとき、一体何を見るでしょうか?」(ウェッブ氏)

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