「エイリアンの侵略は人類を幸せにする」大学研究で判明! なぜか恐怖より喜びを感じてしまう… 意外な実験結果!
地球外生命体の発見は人類の見果てぬ夢である。果たして地球文明は広大な宇宙にあって極めて例外的な一つの奇跡なのか、それとも、無限にも思われる宇宙では数多ある文明の中の一つに過ぎないのか。誰しもが一度は思案と想像にふけったであろう。この問いに正面から取り組んでいるのが、地球外生命探査「SETI」である。最先端の科学技術を駆使して、数十年間にわたって宇宙人の痕跡を探し続けている。
一方、2018年に亡くなった世界的物理学者スティーヴン・ホーキング博士は、宇宙人の発見は人類にとってリスクであるとして、積極的な探査には否定的な見解を示していた。さまざまなSF作品で描かれているように、宇宙人が人類に攻撃的である可能性は常にあるからだ。
実際に宇宙人と出会った場合、我々はどんな反応を示すのだろうか? 英紙「The Independent」(2018年2月16日付)は、「多くの人類は宇宙人の地球侵略によって幸せになることが判明した」と、invade(侵略する)というワードを用いた少々ショッキングな見出しで報じている。一体どういうことだろうか?
米アリゾナ州立大学の心理学者マイケル・ヴァーナム助教授らは、そのことを確かめるためにある実験を行った。被験者らに「宇宙人が発見された」とする何本かのニュース記事を読ませて、その時の反応をコンピュータ分析したのだ。
結果、被験者らのリアクションは顕著に肯定的であり、たとえ発見された地球外生命体が微生物程度でも、興奮していたという。
また、今度は被験者らに「宇宙人が発見されるかもしれない」というニュースと、「生きたサイボーグが開発されるかもしれない」というニュースを読ませ、反応を同じく分析したところ、宇宙人発見のニュースに対して、被験者らはより興奮したという。
3つめの実験では、2017年10月に人類の天体観測史上初めて確認された太陽系外から飛来した謎の天体「オウムアムア(Oumuamua)」が、宇宙船の可能性があるというニュースを読ませた。このニュースに対しても被験者らはとても興奮したという。地球に向かって宇宙人がやって来ているというシチュエーションでも危機感ではなく、喜びや楽しみの方が大きいようだ。
以上の研究からヴァーナム助教授は、「宇宙人が発見されたら、好意的に受け入られるだろう」と研究をまとめている。
人類の知的好奇心は尽きるところを知らない。いくら科学者が地球外生命探査に慎重な姿勢を見せても、それを止めることはできないだろう。宇宙人が発見された時、彼らが人類に友好的であることを願いたい。
参考;「The Independent」、ほか
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