肺炎なのに「診察拒否で病院をたらい回し」にされた実例、全記録! 大学病院、新型コロナコールセンターのお粗末な対応とは!?


――ジャーナリストの昼間たかしが世相を斬る!

 日本はコロナウイルスの封じ込めに成功している? そんなわけあるか!

 パンデミックによって世界規模の混乱の中で日本の優秀さを称賛する正常化バイアスが暴走している。

 日本が封じ込めに成功していると主張している人が、その理由として挙げるのは日本人の優秀さ。もともと日本は他国に比べて清潔好きで、勤勉な性格ゆえにマスクや手洗いを徹底しているので感染拡大を防ぐことができているというのだ。まるで近年地上波で大流行した「日本スゴイ」系番組のような言い草で、感染者の数が少なく見積もられ、封じ込めに成功しているかのような主張が繰り返されてきた。

 その理由は感染者が発見されれば、政府にとってダメージしかないからである。これまで、感染者が確認された商業施設や病院では、施設を閉鎖して消毒の実施も行われている。消毒を行う商業施設は顧客のことを考えているし、病院でも当然の措置である。

 ところが、そうやって感染者の発生と対策を公表した正直者が馬鹿を見る事例のほうが多い。なにしろSNSではそうした施設や病院が、あたかも感染を拡大させた原因かのような書き込みが絶えず、なにかの重大な犯罪の犯人であるかのように見られている。

 別にそうした発言はネットの中だけの話ではない。先日、いよいよマスクがなくなってしまったのでドラッグストアに行列した。その時に周囲のオバサンたちの会話に聞き耳を立てていたのだが、それはネットよりも酷かった。

「なぜ感染者の住所氏名が報道されないのか」
「感染したヤツは清潔感がない、バカ」
「中国が感染を広めた。中国人は不潔だから感染しやすい」

 …感染者への罵詈雑言とヘイトスピーチの嵐。きっと関東大震災の時の朝鮮人の虐殺も、こんな感情から起こったのだろうと納得する。

 こうした市民の感情を恐れている結果、病院は感染源にならないために検査を拒否。それどころか、ちょっとでもコロナウイルスっぽい患者に対しては、そもそも診察を受付なくなっているのだ。

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