児童虐待された人間は「凡人と比べて200%優秀になる」! 有名カウンセラーがアダルトチルドレンの衝撃真実を暴露インタビュー!
年々増加の一途をたどる児童虐待の痛ましいニュース。厚生労働省が発表した最新データによると、2018年に全国の児童相談所が虐待相談を受けたケースは15万9850件と過去最多に達した。児童虐待は身体的虐待、心理的虐待、ネグレクト、そして性的虐待に大別されるが、心理的虐待やネグレクトは児童の外見に現れないことも多く、実際はもっと多いと予想される。
多くのメディアは「親から虐待を受けて育った子供はトラウマを抱え、円滑な人間関係を築けないアダルトチルドレンとなり、自分も親になると同じように子供を虐待する」というステレオタイプな報道をするが、それは果たして本当に正しいのだろうか?
虐待心理研究所代表で音楽療法家、ジャズシンガーとしても活動している岡田ユキ氏は「虐待されたアダルトチルドレンこそ通常よりも秀でた能力と人間力の持ち主である」という「岡田式AC判別法」を提唱する。岡田氏は自らも幼少期に身体的・心理的・性的虐待を受けていた。
そして、何を隠そう幼少期の筆者自身、日本に移住してホームシックになってしまったポーランド人の母からネグレクトを受けていた。その影響もあり、かつては対人恐怖症や対人赤面症に苦しむなど紆余曲折あったのだが、社会に出てからは自分でも意外なほどスムーズに起業に成功し、現在は対人関係で困ることもないため、従来の説には常日頃から疑問を感じていた。そこで今回、筆者は虐待されて育ったアダルトチルドレンの心理と能力について、岡田氏にインタビューを敢行した。
■あまりにも壮絶な自身の虐待体験
――よろしくお願いします。岡田さんご自身も虐待されていたのですか?
岡田ユキ氏(以下、岡田) はい。私の母は妊娠中、医者に本来は逆子ではなかった私を逆子だと誤診され、向きを戻す体操をしていたのですが、その影響もあり、私は横向きの状態で産まれました。「母が死ぬか、私が死ぬか」と言われるような危険な状況で、非常にレアなケースだったので、母は多くの医師とインターンの立ち会いの元で出産したそうです。結果、奇跡的に2人とも無事だったのですが、母は妊娠・出産のストレスに耐えられなかったようで病んでしまい、私を「悪魔の子」と言うようになりました。そして、年を追うごとに虐待はエスカレート、やがて父も虐待に加わるようになり、殴られたり猿ぐつわをされたまま柱に縛りつけられたり、さらに兄からも性的虐待されるようになりました。
――ひどい話です。では、どうのようにトラウマを乗り越えたのですか?
岡田 私自身が出産を経て、息子に愛情を注げば注ぐほど、虐待された記憶がフラッシュバックしまして、自分がしっかりしなきゃと内省するようになりました。父母からは「あなたも子供を産めば私たちの苦労がわかる」と言われてきましたが、私は逆にこんなに可愛い子どもをどうして虐待できるのか、理解に苦しむばかりでした。
もう一つは、私の仕事でもある音楽ですね。虐待を受けた子どもはストレスを溜め込んでしまうことが多いので、私のカウンセリングでもカラオケに連れて行ったりして発散できる環境を作ることを勧めています。
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2024.10.02 20:00心霊児童虐待された人間は「凡人と比べて200%優秀になる」! 有名カウンセラーがアダルトチルドレンの衝撃真実を暴露インタビュー!のページです。ストレス、サイコパス、児童虐待、いじめ、カラオケ、カウンセラー、アダルトチルドレンなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで