児童虐待された人間は「凡人と比べて200％優秀になる」！ 有名カウンセラーがアダルトチルドレンの衝撃真実を暴露インタビュー！

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■虐待された人々は「能力200％」

――カウンセラー、音楽療法家、ジャズシンガーなど多才な岡田さんですが、幼少期に虐待を受けたアダルトチルドレンの方が普通の子どもより優秀であるとする理論について、詳しく教えてください。

岡田　　私は人間には3タイプあると考えています。能力（特に人間力）が50％、100％、200％の人達です。

　能力50％の人たちは親から過保護なほど何でも与えられ、甘やかされて育ちます。社会に出てからも、自分自身の事ばかり考えて自己中心的、失敗しても謝罪ができず、他人のせいにします。本当は能力が低くても自分は能力が高いと思い込んでいるうえ、幸せ過ぎて与えられすぎたものを脱ぎ捨てたいと考えています。ですから、潜在的に虐められたいとか批難されたいという願望がある。しかも、人は自分にして欲しい事を相手に対してするものですから、こういう人たちが虐める側になるんです。

　次に100％の人たちは、甘えと厳しさのバランスがとれた教育を受けてきた人たちです。大人になれば自立し、社会に出ても自分で自身の責任をとることができます。

　そして、200％は虐待を受けてきた人達です。幼少期から親に好かれようとずっと頑張ってきたので、人の表情から真相心理を読みとく観察力や、雰囲気を鋭敏に察する能力が抜群で母性が強いです。ただし、親とあまり会話ができなかったので、会話のしかたがわからず人間関係に苦労してしまいます。この人たちは幼少期から親よりも精神年齢が高いですが、社会に出てからも、目立たないところで率先して誰かを支えたり、縁の下の力持ちとして活躍し、自分で自身の責任をとるのは勿論、他人の責任まで背負おうとします。

――なるほど。幼少期から修羅場をくぐり抜けてきたから、どんな壁にぶち当たっても乗り越えられるのですね。

岡田　　はい。精神科医たちはこの理論を知りません。そもそも精神科医の中に能力50％の人たちが沢山いて、200％の人たちのことを理解できず、正常な人を心の病人として作り変えてしまうケースもあるのです。

■サイコパスが生じる過程

――カウンセラーとしてお仕事をされてきて、特にひどかった虐待案件はありますか？

岡田　　すべてがひどいですよ。殴る蹴る、柱にくくりつける、果ては虐待のみならず幼児売春させる親さえいます。クライアントから聞いた話ですが、西日本の某所には幼児売春が平然と行われている場所があるそうです。また、（虐待されてきた子どもは）あるキーワードが催眠術のように作用して、それを言われたら精神的にコントロールされてしまう、というケースもあるんです。

――能力200％とはいえ、虐待を受けた子どもの心が徹底的に壊され、やり場のない気持ちから動物虐待に走ってしまうケースもありますか？

 
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