【取材】500円で体を売る少女…エボラ出血熱・新型コロナの猛威で壊滅した知られざる「コンゴの地獄」

「『エボラ出血熱』は、コンゴでも猛威を奮っているんだ。数年前に赤道州で感染者が出てから、かなりの人が死んでいる。感染者と接触した人も隔離されている。もう、売春宿に女の子はいないよ。エイズが流行したときは、コンドームを使うなどして対応していたけど、今は対応策がない。売春宿で働いていた女の子たちは、あちこちのコネクションを利用して隣国に逃げてしまった。もう戻って来ることはないだろうね!」(Bさん)

500円で体を売る少女…エボラ出血熱、新型コロナウイルスの猛威でコンゴの経済が壊滅的状態にの画像3

 祖国に見切りをつけて国を捨てた女の子たちは、新天地でもまた身体を売って生活しているのだろうか。コンゴ民主共和国から来たということで、言われのない差別を受けていることはないのだろうか。

 コンゴから来た男性に話を聞いてから、Aさんに電話をしてみたが、その番号は使われていなかった。もう一生彼女と会うことはできないと思うと、ちょっと寂しくなった……。

 そして、エボラ終息を前に、今度は新型コロナウイルスの脅威がコンゴを襲っている。エピデミックを起こせば、キンシャサの売春宿だけでなく、コンゴ経済が再起不能なまでに叩きのめされ、貧困がさらに蔓延し、地獄の窯が今まで以上に煮えたぎることになるだろう……。

文=キンシャサ28号

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