史上最も「人間に近いネズミ」が誕生! “ねずみ男”が現実に
史上最も「人間に近いネズミ」が誕生! “ねずみ男”が現実に… キメラ研究がヤバすぎるレベルに到達!
快挙と喜ぶべきなのか。科学者の手によって、ヒト=マウスのハイブリッドがこの世に生み出された。記録史上もっとも高いヒト細胞のパーセンテージを持つマウスということになる。人類は神の領域に踏み込んでしまったのだろうか。もう、後戻りはできない。
■細胞の4%が人間のマウスが誕生
今月中旬、米ニューヨーク州立大学バッファロー校とロズウェルパークがん研究所の科学者たちは、マウスの胚にヒトの幹細胞を注入し、2週間ほど発育させた。生まれたばかりのマウスの胚DNAを調べたところ、1匹に最大で4%のヒト細胞を確認したと学術誌「Science Advances」に発表している。

厳密には、胚の肝臓、脳、目、心臓、血液、骨髄にヒト細胞の痕跡が見つかったが、精子や卵子となる生殖組織には、その痕跡は見られなかったという。生殖能力を持つキメラとなると、倫理的に“悪”となる可能性もあることから、この点では今のところ胸をなでおろしてもいいはずだ。ちなみに、キメラとは「遺伝的に異なる組織(この場合はマウス細胞とヒト幹細胞)の混合物からなる生物」を意味する。
ヒトとマウスの細胞を結合させるというのは奇妙に聞こえるかもしれないが、豚や牛、羊などの動物で、いくつか前例がある。1984年に行われた実験では、ヒツジとヤギの胚の組み合わせでキメラを作り出した。この個体は成体になるまで生き延びたという。

また、昨年12月には中国の研究者が培養中のシノモルグス猿の細胞を遺伝子組み換えして、2匹の猿と豚のキメラを作った。これらの個体はわずか1週間しか生きられなかったが、キメラ研究は続けるに値することを証明するに至った。
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