習近平夫人、WHO親善大使を10年以上務めていた！ 中国とWHOの癒着を示す動かぬ証拠!?

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　中国は当時、推挙の理由について、「香港衛生署長として、03年に発生したSARS（重症急性呼吸器症候群）を見事収束に導いた」としている。しかし、香港市民の間では「彼女のSARSに対する認識の甘さが感染拡大を招いた」との見方が大半だ。この件に関し、チャン氏は衛生署長退任後、香港立法会による喚問も受けている。

　また、チャン氏が在任中の11年には、｢中華台北｣（Chinese Taipei）の名前でオブザーバー参加していた台湾を内部文書で｢中国台湾省｣と表記していたことが発覚。台湾が抗議したという事件がある。WHOと中国とのズブズブの関係は、チャン氏が事務局長に就任した07年に、すでに始まっていたのかもしれない。

文＝大橋史彦

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