梅毒拡大!闇の「ペニシリン屋」なる密売人が出没中!

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 結果、渋谷ハロウィン自体がオワコン化したようだが、そもそもハロウィンと関係なく若者が行き交う渋谷では、日常的に男女の交際自体は活発で、梅毒への不安は継続している。あるクリニックは性病検査キットの売り上げで渋谷がダントツ1位だとしているほど、SNSでも「渋谷じゃコロナより梅毒の方が怖い」との声が多々。果てに都内繁華街では、「若い人はコロナにかかっても死なないけど、梅毒を持っていて両方にかかると全身から血が出て死ぬらしい」とか「梅毒にかかると陰部から腐った魚の匂いがして、放っておくと紫色の汁を垂れ流すそうだ」などの都市伝説も登場、そうした恐怖に便乗したのが「ペニシリン屋」と思われる。

 梅毒トレポネーマという病原菌に感染することを指す梅毒は、一般的に性行為の数週間後、口内や陰部にデキモノが発生、放置すると手のひらや足の裏にも発疹が出るのが早期状態とされる。これを放置すると、脳障害や手足の麻痺、心臓や血管の病気、失明など重篤な状態になるリスクがあり、妊婦であれば流産や死産の原因にもなるから、紫色の汁を流すよりずっと怖いものである。通常、血液検査で診断し、抗菌薬で治療するが、そこで用いられるのがペニシリン系抗菌薬の飲み薬。しかし、当然これは医師が処方するものであり、ペニシリン屋が売るものはおそらくマガイモノ。病院に行くのをためらって闇業者から正体不明の錠剤を買う者を止められなければ健康被害はむしろ拡大してしまうだろう。

文=ジャーナリスト・片岡亮

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