鼻を完全喪失、“穴だけ”になってしまった美女!! 壮絶闘病の果てに辿り着いた自信と美学、人工の鼻をつけない理由とは!?
米テキサス州に住む女性、ティナさん(43)は、鼻癌のため鼻全体を摘出する手術を受けた。
ティナさんがステージ2の鼻癌であると宣告されたのは2014年の5月だった。彼女はこのとき困惑すると同時に恐怖を感じたという。放射線療法を勧められたが、視力や脳などに対する重篤な副作用の可能性があるため受け入れられなかった。そこで癌と決別する別の道を選んだ。医師からは「あなたは若くて魅力的な女性なので、私たちはこれからもずっとあなたを傷つけたくありません」と言われた。ティナさんは医師の言葉を理解しつつも、鼻を摘出する手術を受けることを決断した。
手術前、ティナさんは子供たちを抱きしめて大きく息を吸った。手術後には子供たちの匂いがわからなくなってしまうかもしれないからだ。そして、夫のうなじに鼻を押し当てた。
手術後のティナさんは「人々、特に子供たち、さらには自分の子供たちが自分を見てどういう反応をするか?」が気になって仕方なかった。もっとも年少の息子が手術後の母親と対面し、彼女の空洞になった鼻を見たとき、顔を真っ赤にして震え出した。そして、「ママ、鼻に何が起こったの? 今すぐコナー先生の所に行った方がいいよ」と言った。コナー先生とは、息子のかかり付けの小児科医のことである。涙を流しながら笑う息子を見て、ティナさんは平然を装ったという。一方、夫は以前と変わらず愛情をもって接してくれた。
ティナさんは人々からはよく「どうやったらそんなに自信を持てるんですか?」と聞かれる。これに対して「生きていること以上に美しいことはないから」と答える。現在では、娘のクリスティーナさんと一緒にランチに出かけることを楽しみにしているほどだ。クリスティーナさんは「見た目は変わっても、彼女は私の母親です。彼女が今も生きてここにいてくれるだけでうれしいです」と話す。
ティナさんは、鼻が無いだけで家族を激しく困惑させた経験をきっかけにして、社会が“普通”とは違うことに対して不寛容であることに気づいた。しばらくは人工の鼻を装着していたティナさんだが、それをやめてありのままの顔で生活するようになった。「どうして人工の鼻を着けないんですか? 鼻があればあなたはとても可愛いのに」と言う人もいるが、ティナさんは「どのみち私は可愛くないわよ」と笑って返すのだった。
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2024.10.02 20:00心霊鼻を完全喪失、“穴だけ”になってしまった美女!! 壮絶闘病の果てに辿り着いた自信と美学、人工の鼻をつけない理由とは!?のページです。鼻、がん、母親、摘出手術、標葉実則、自信などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで