ハゲは感染り、不潔で病気がちで知性に欠けると見なされがち! 実験で判明、残酷すぎる最新研究が公開される!
美形俳優や芸能人の薄毛が1つのゴシップとして成立しているほど、薄毛、脱毛、ハゲは人の印象に大きな影響を与える。ハゲている人が社会的に不利な評価を受けていることは想像に難くないが、この度、それを立証する研究が発表された。
英紙「Daily Mail」(3月10日付)によると、米ハーバード大学の研究により、髪のない人は、世間の人々から魅力的でない、汚い、伝染(うつ)る、知性がないと見られていることが明らかになった。
研究者らは黒人女性や白人男性など6人の人物写真を用意。それをAIによりそれぞれ3パターンずつ、計18パターンの人相に変えた。1つ目は髪の毛がある状態、2つ目は髪の毛がない状態(ツルッパゲ)、3つ目は顔面のあらゆる毛がない状態だ。
これらの人相写真を2000人以上の被験者にオンラインで評価してもらったところ、6人に1人が脱毛症の人と物理的な接触を持つことを不快に思うことが示唆されたという。
顔面の毛が全てない人に関しては、病気(29.8%)、魅力的でない(27.2%)、伝染る(9.9%)、無知(3.9%)、汚い(3.9%)と評価されたそうだ。
脱毛の深刻度に応じて、その人が社会的に受けるスティグマ(社会的汚名)も大きくなっていく傾向にあった。同じ人物の写真でも脱毛症の人に対しては3割近くが「魅力的でない」と答えたが、髪の毛がある場合は16.5%にとどまった。
また性別や人種による違いも見られた。たとえば、脱毛症の黒人女性の場合、約30%が病気に罹患していると考えたが、脱毛症の白人男性の場合は 75.7% と2倍以上の差がついた。
脱毛症の人は他者からの視線、心ない言葉に傷つき、人付き合いを避けたり、外出をしなくなってしまう場合もあるという。また、6.2%の人が脱毛症の人を雇用することは「快くない」と答えたことから、雇用面からも社会的に不利な立場に置かれていることが伺える。
髪の毛の有無を理由に雇用機会を奪ったり、誹謗中傷したりすることは明らかな差別であり、絶対に許されないことだが、悲しいことに人が薄毛の人に抱いてしまう印象そのものを変えることは難しいだろう。まったくもって世知辛い。
参考:「Daily Mail」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊ハゲは感染り、不潔で病気がちで知性に欠けると見なされがち! 実験で判明、残酷すぎる最新研究が公開される!のページです。ハゲ、実験、薄毛、印象、脱毛症、スティグマなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで