【必見】「UFOの本当の見つけ方」を東大教授がこっそり暴露! 未確認●●物体を発見せよ!
実際、昼間は高倍率の双眼鏡でも「あんな遠くにおぼろげな影……?」程度にしか見えなかったものが、日没とともに鮮明に姿を現わしてきます。航空障害灯が光を発するからです。60メートル以上の構造物に航空法で設置が義務づけられている電灯ですね。白色か赤色ですが、波長の長い赤色は超遠方からも届きます。私の居住する住宅地でも、異様に近いところに、だがよく見ると地平線のはるか彼方に赤い星座がぎっしり明滅して、ときどき雲に淡く反射するというか蜃気楼的なというか、稲妻や流星、飛行機、サーチライトなども合わさって、UFО発生のメカニズムがほんのり腑に落ちたりします。
超高層構造物の明かりは、飛行機や星の明かりとつながって同一物体の軌跡のような錯覚を生み、典型的な「あのジグザグっぽい動き」を作り出します。同種のパターンに出くわすたびに「UFО……」とつい前のめりになってしまうのですが、決まって、思いがけぬ高度に位置した巨大構造物が一枚嚙んでいる――というのが私の経験なのでした。
さっき見たとおり、日本の超高層構造物は、まだリストアップされ尽くしていません。国土交通省には「高さ順の網羅的構造物リスト」が当然完備しているでしょうが、特定目的のために短期間設置される巨大アンテナやクレーンの一つ一つまで把握しているかどうか。名前のない200m級構築物がすぐ近所に出現してはいないか、探ってみる価値はありそうです。そういえば昨年6月17日朝、宮城・福島・山形の各地で目撃された白い浮遊物の正体、警察も自衛隊も気象庁もわからなかったんでしたね[3]。あれ、UFОというより露骨に地上物体の断片でしたが、あれ以来何か判明したんでしたっけ。
そのあたりの「基礎」つまり「近傍的・地上的可能性」をしっかり検証して初めて、宇宙的・地球外的関心へ移行する資格が得られるので。そう――高層ビル偏重主義に染まってインフラタワー類に無関心となりがちな私たちに、「エイリアンの乗り物ばかり待望してないで、〈すぐそばの気配〉に目を凝らしてみたら?」無名の巨大構造物たちは囁きかけているようです。
[3] https://www.youtube.com/watch?v=8S_v0puiqdU
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2024.10.02 20:00心霊【必見】「UFOの本当の見つけ方」を東大教授がこっそり暴露! 未確認●●物体を発見せよ!のページです。高層ビル、双眼鏡、未確認地上物体、超高層構造物などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで