18歳で霊力に目覚め、梅花心易を知り…宗教・オカルト専門家・神ノ國ヲが占いを「しない」占い師にインタビュー！

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――易術は独学ですか？

（かーりー）　「易」や「卦」を覚えたのは23才の頃です。「梅花心易・ばいかしんえき」というものを知り、そこから易を学ぶようになりました。田中恵祥先生と加藤大岳先生の本などを参照して学び始めました。

　易をひくと、不思議と占いたいことに関係する「卦」をよくひくので、すんなり馴染むことができた理由のひとつで、難しく考えずに本とつき合わせて卦をだしていましたね。

　特に仕事関係の決断をする時には易が頼りになります（笑）

――お祓いはできるのでしょうか？

（かーりー）　私は、基本的にいわゆる「おばけ」が見えるわけではないので「霊障」のお祓いはできない、と言っています。ただ一度、友人から相談を受けて対応したことがありまして。

　40代男性から「かーりーさん、ぼくんちの心霊現象について相談がある」と言われるので聞いてみると、どうやら男性の霊が現れて、彼にのしかかり、ハァハァとあえぐらしいんですよね。彼の部屋をイメージすると、男性の気配を感じ相談者のＫさんに対して「大好き」というキーワードをキャッチしました（笑）　対症療法にはなるのですが、塩とハッカオイルを使って鎮める方法を教えました。

　当時、相談者のKさんは婚活真っ最中で（いわゆるノンケの男性ですが）驚くべきことに彼が最終的に選んだパートナーはトランスジェンダーの女性でした。

　言語化は難しいのですが、物事にはこのように今後の出来事について「予兆」がある場合が多いですね。

占い「しない」師・カーリー

Twitter@curly_mina_8

【後編】へ続く

文＝神ノ國ヲ

神ノ國ヲ

学術論文からオカルト記事まで。
京都大学の博士課程に所属中。
Twitter：@kmnknw

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