18歳で霊力に目覚め、梅花心易を知り…宗教・オカルト専門家・神ノ國ヲが占いを「しない」占い師にインタビュー!
占いをしない占い師「かーりー」さんを宗教・オカルトの専門家・神ノ國ヲがインタビュー!
――今までに何人ほど診てこられましたか?
(かーりー) 趣味で始めた占いでしたが、だいたい8千人ほどになりますかね。一時期は専業の占い師として活動もしていました。電話で受けていた頃は、月に400人くらいは診ていました。料金を頂く以上、中途半端なことはできません。しかし、真剣にやればやるほど、エネルギーを使うので専業でやるのは数カ月が限界でした。
――特定の宗教に属しておられますか?
(かーりー) 家の宗教は、よくある日本仏教で、とくに熱心に何かを信じているわけではないんです。お寺は浄土真宗だと聞いています。ただ、待乳山聖天寺、浅草寺に縁が深い環境に生まれ、また、個人的には一度プロテスタントのクリスチャンになろうと思っていたこともあります。
洗礼は受けませんでしたが、今でも、自分の行動を表す大事な言葉として「隣人を自分自身のように愛せよ」という聖書の教えを大事にしています。
――先天的な能力ではないんですよね?
(かーりー) 18才で突然目覚めました。ある日の夜中、父方祖母の家の仏壇前を通ると先祖と思われる小柄な侍が3人が座って何かを話しているんです。どうやら「祖母が、先祖が大事にしていたものを捨てた」とのことで困っている様子でした。翌朝不思議に思うので祖母に聞いてみたところ、祖母は明らかに動揺した感じで「知らない」と言いました。
また、あまり間を空けない別の日に霊体験がありました。祖母の箪笥が置いてある部屋から青白い顔の女の霊が出てきて「祖母にいじめられた」といった話をするんです。どうやら我が家が裕福だった時代のお手伝いさんで、祖母が失くした時計について濡れ衣を着せられたようでした。
それについても祖母に聞いてみたところ、また「知らないよ」と返事をされたのですが、翌日、今まで自分の物を捨ててこなかった祖母が箪笥を処分したのを見て何かあるな、と確信しました。
その後、特に祖母や家族に何かがあったわけではありません。ただ何も分からないながら、その女性のために供養と冥福を祈りました。
この二つの出来事があった日以来、頭から蒸気が噴出してくるような奇妙な頭痛が続きました。家にいるときは猛烈な痛みなのに外に出て風に当たると吹き飛ばされて収まるような痛みでした。
以降、不思議な直感が働くことが徐々に増え、いわゆる「占い」と呼ばれるような直感が働いていることに気づきました。もともと勘の鋭い子供ではあったんですけどね。母に足の裏に手をあててもらって色を思い浮かべてもらい、その色を当てたり。私の先祖にも、霊能力があり人の相談を受けていた人がいるということも後から知りました。
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2024.10.02 20:00心霊18歳で霊力に目覚め、梅花心易を知り…宗教・オカルト専門家・神ノ國ヲが占いを「しない」占い師にインタビュー!のページです。易、占い師、幽霊、インタビュー、かーりーなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで