「月は巨大なホログラム。真の姿は隠されている」高解像度望遠カメラで証拠が発見される!?
あのイーロン・マスク氏も支持する「シミュレーション仮説」だが、もしそれが真なら、どこかに具体的な証拠はないものか。あるユーチューバーは、月はホログラムであると主張して物議を醸している。
■月は幻なのか?
我々は何者かによって作られたコンピュータシミュレーションの世界で生きているというシミュレーション仮説だが、イーロン・マスク氏による支持のみならず、バンク・オブ・アメリカ傘下の投資銀行、メリルリンチまで「我々の世界は50%の確率で仮想現実」であるというレポートを報告して世を騒がせたことがある。
もしも同説が正しいならば、そのことを示すなんらかの手がかりがあるかもしれない。そこでユ―チューバ―の「Crrow777」氏は、かねてから我々が毎晩見上げている月こそが人工的なホログラムであると主張しているのだ。
Crrow77氏は1年間にわたって高解像度の望遠鏡カメラで月を観察し、モニターの走査線のような月を横切る「月の波(lunar wave)」を捉えたと報告している。これは月がホログラムである決定的証拠だということだ。そして、この月のホログラムはその背後にあるものを秘匿するための見せかけ(facade)であるというのである。
月がホログラムであるならば、やはりこの世はシミュレーションなのだろうか。しかし、当然ながらCrrow77氏の理論は科学界からは否定されている。
それでもCrrow77氏は自説を曲げることなく、さまざまな動画を投稿し続けて理論の裏付けを固めるために邁進している。
「単純な真実です。月は言われているようなものではなく、ほとんどすべてが“舞台工芸”と欺瞞なのです。私はこの発表を十分に調査してから行いました。すべて真実です」(Crrow77氏)
■ホログラムの月は何かを隠している
「月は幻想であり、私たちが住んでいる制御システムの一部であると私は信じています」
「この話だけにとどまらず、ほかにもたくさんのことがあります。今、私たちが人工的なシステムに住んでいることは明らかです」(Crrow77氏)
Ccrow777氏は、我々が見せられているホログラムの月は“正体”を隠すためであり、月食などの現象もすべては仕組まれたものであるという。
「それはすべて演じられています。月の背後に制御システムがあり、それは太陽と関係があります。それは私たちに説明されているシステムでしょうか、それともそれは別のシステムでしょうか?」(Crrow77氏)
これぞまさに、シミュレーション仮説ということになるだろう。
「私たちが見ている月は、後で『ファサード』と呼ばれることになる改変されたホログラムの可能性があります」(Crrow77氏)
この話題を取り上げた英紙「Express」の記事によれば、最初の動画を投稿した後に3人の知識人(匿名)から連絡があり、そのいずれもが月は確かにホログラムであると同意したのだという。しかし3人とも、社会的立場上この“事実”を名前を出して公言することはできないということだ。
その後、Crrow77氏は、月が巨大な人工宇宙ステーションであり太陽系全体が偽物である可能性を示したロシアの科学者による研究に着目、自説に取り入れることを考えたが、この研究は検証が難しいことがアカデミズム的に証明されているという。
はたして我々が見ている月はホログラムなのか。そして我々はコンピュータシミュレーション上で“生かされて”いるのか。今後さらに議論が進展することを期待したい。
参考:「Daily Star」、ほか
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