【閲覧注意】金運アップの儀式で使うためアルビノの子供を惨殺して解体! 呪術医が裁判で無罪を主張=南ア
遺伝的にメラニン色素が欠乏し、皮膚や毛髪などが白化した人々が「アルビノ」である。アフリカ諸地域ではアルビノに対する迫害が続いており、国際的にも「アルビノ狩り」として問題視される。その背景には「ムティ」と呼ばれる魔術の存在がある。
ムティはズールー語で「薬」を意味する。ムティを根拠とする伝統医学では、死者の体の一部を用いて薬を作る。大人よりも子供の肉の方が効果があるとされる。アフリカ諸地域で発生した殺人事件のうち、年間300件近くがムティを動機としているという。中でもアルビノは「魔力的な存在」と信じられ、アルビノの肉体の一部は薬とされるだけでなく、お守りとしても売買されている。
南アフリカ共和国ムプマランガ州エマラレニで2018年1月28日夜、自宅で両親と寝ていた少女と、いとこの男児が誘拐された。ガビシレ・シャベインさん(当時13)はアルビノで、いとこのンコシコナ・ングウェニアちゃん(当時1)はアルビノではなかった。
1カ月後の2月20日夜、シャベインさんとングウェニアちゃんを殺害した容疑で、エマラレニに住む呪術医の男性、ソコザニ・ムシビが逮捕された。ムシビの家でバケツの中に入ったガビシレさんの頭部など遺体の一部が発見されたが、事件から3年以上経った現在も、ガビシレさんらの殺害に関与したことを否定している。
ムシビの共犯者として逮捕された他の3人は、すでに罪を認め、終身刑を宣告された。彼らは、「金持ちになる」儀式で使う生贄を求めて、銃のようなものを持ってシャベインさんの自宅を襲撃し、シャベインさんらを誘拐した。
彼らは、アルビノの他の子供と間違えてングウェニアちゃんを誘拐したため、ングウェニアちゃんを沼に投げ込んで溺死させた。数週間後に腐敗した遺体が発見された。
一方、シャベインさんは殺害される前、ブレーキオイルを混ぜたアルコールを飲まされ、マリファナを吸わされたとされる。彼女の遺体は解体され、儀式に必要な部位が取り除かれた後、農場に埋められた。発見された部位以外は既に売却済みだった。
シャベインさんの遺体の解体を手伝ったことを自白した者が、他に少なくとも2人はいる。彼らは知っていることをすべて法廷で話す代わりに免責され、起訴されていない。
共犯者の自白や証拠がそろっているにもかかわらず、ムシビは今月20日の裁判でも無罪を主張した。彼は、共犯者とされる者たち全員が嘘をついていると主張した。逮捕されたとき、自分が何の罪で疑われているかがわからず、法廷で初めて告発されていることを知ったという。警官からシャベインさんの遺体を見せられたときも、どうして遺体が自宅にあるのか理解できず、ショックを受けたと述べた。また、シャベインさんらが誘拐された日は、病気のガールフレンドと一緒にいたと付け加えた。
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