エイリアンが人類を誘拐する目的は“魂を喰うため”だった! 地球は「人間牧場」で… 絶望の真実
エイリアンはなぜ人間を誘拐するのか――。いわゆるエイリアン・アブダクションの研究から、この地球上がある種の「人間牧場」である可能性が指摘されているようだ。
■病床のイングレスビーが見た“ビジョン”
世界各地でいわゆるエイリアン・アブダクションの事例が報告されているのだが、そこには当然、エイリアンが人間を誘拐する理由と目的があるはずだ。
話がこの点に及ぶと専門家の間でも見解に微妙な違いがあるようだが、エイリアンが人体の何らかの要素を利用しているというのは、おおむねコンセンサスを得ているようだ。
エイリアンに誘拐された人々である“アブダクティー”の中にはエイリアン・インプラントなどの施術を受けたと主張する者や、性的な行為に従事したと証言する者もいる。エイリアンは人体からDNAを採取し、自分たちの種としての存続のために活用しているのだという説もある。
このようにエイリアン・アブダクションにおいて誘拐された人間が、何らかの理由で搾取されていることはなんとなく理解できるのだが、それはDNAや生殖細胞といった具体的な要素に留まらず、人間の精神や魂にも何らかの操作を加えて利用しているという説もある。
エイリアンから精神面に影響を及ぼされた場合、当人はその間にまったく意識がなくなっているか、あるいは何らかのビジョンを見せられるのかもしれない。オルタナティブメディア「Mysterious Universe」の記事によれば、そうしたケースとして記録に残っている最も古い例が、2010年に亡くなったイギリス人のポール・イングレスビーの証言であるという。
第二次世界大戦勃発のちょうど1年前の1938年、イングレスビーは非常に深刻なマラリアの症状で生死の境をさまよっていた。その時、イングレスビーはきわめて神秘的なビジョンを見ていたのだった。
その光景は近未来の地球の姿であり、燃え盛る火炎と立ち昇る煙に満ち、放射能汚染された地獄絵図と化した地球の上空をUFOのような航空機が飛び交っていた。ビジョンではこのUFOに搭載された核ミサイルで世界の主要都市が攻撃され、数十億人が死亡し、人類の文明が危機に瀕している様が映し出されていたのだ。
そしてUFOを操縦していたのはエイリアンではなく、この一大カタストロフィーで命を落とした人々の魂を取り込もうとしている悪魔的な存在であったという。核攻撃による大量殺戮は悪魔が人間の魂を“貪り食う”ためのものであったのだ。しかも、この光景はその数年後の広島と長崎で現実のものとなる。イングレスビーはこのビジョンが後に起きた核爆発と「キノコ雲」の光景であることに1950年代になって初めて気付いたという。
このビジョンを見た後、不思議なことにイングレスビーは意識不明の状態から目覚めると同時に、マラリアが完治した。彼は残りの人生を教会での求道生活に身を捧げ、UFOを避けるようにと人々に啓蒙したのである。そしてこの体験と見解を1978年の著書『UFOs and the Christian(UFOとクリスチャン)』で詳細に説明している。
マラリアで病床に伏せていた時のイングレスビーは広い意味でエイリアン・アブダクションの状態にあったのだろうか。数年先を“予見”するビジョンを見たことや、目覚めた後にすぐに病状が回復したことなどから、エイリアン・アブダクションであったとしても不思議ではないのかもしれない。
■我々はある種の“人間牧場”の家畜なのか?
エイリアンが人間の精神や魂に影響を及ぼしたり操作したする可能性について語られるようになったのは1980年代の後半になってからであるという。
作家のホイットリー・ストリーバーは、自身のエイリアン・アブダクション体験を記した著書『Communion – A True Story(コミュニオン – 異星人遭遇全記録)』(1987年)を発表して話題を呼んだ。
ストリーバーのエイリアン・アブダクション体験は、最初のうちは夢か現実かよくわからない出来事であり、ある種の“スピリチュアル”な体験であった。エイリアン・アブダクションとはエイリアンに魂(ソウル)を引きずり出される体験であり、またエイリアンはストリーバーの魂を“リサイクル”したと伝えてきたという。これは人間の魂が“生まれ変わり”よって肉体を替えて永遠に続いている可能性を示唆するものでもある。
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2024.10.02 20:00心霊エイリアンが人類を誘拐する目的は“魂を喰うため”だった! 地球は「人間牧場」で… 絶望の真実のページです。魂、アブダクション、人間牧場などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで