プーチンを止める“たった一つの方法”とは!? 元側近らが明かした「精神構造の根底にあるもの」

「彼(プーチン)は自分が何を望んでいるかを知っており、目標を達成するための政策を実行しようとしています。ウクライナとヨーロッパでプーチンを本当に止めることができるのは、レジスタンス運動だけです」(イラリオノフ氏)

プーチンを止める唯一の方法が意外すぎる! 元側近らが明かした「精神構造の根底にあるもの」の画像2
「LAD Bible」の記事より

 アメリカ、フランスをはじめとする西側各国からは現在のプーチンの精神状態に疑問符が投げかけられているのだが、イラリオノフ氏によれば一見不安定な言動にもかかわらず、プーチンは「彼が望むものを手に入れることに非常に粘り強く」、彼の精神状態が普通ではないとの主張は明らかに誤解であると指摘している。

 汎スラブ主義を掲げるプーチンにとって、真の敵はウクライナ内のネオナチ勢力であり、一般市民はむしろ保護の対象だという。したがって、もしウクライナの一般市民が反プーチンを標榜するレジスタンス運動を展開するようなことがあれば、手を引かざるを得なくなるというのだ。

 ご存知のように、ロシア軍は包囲したウクライナの諸都市で一般市民が安全に避難できる「人道回廊」を設置したことを表明している。しかし、もし多くの一般市民が回廊を拒否して都市に留まり、レジスタンス運動を繰り広げるとすれば戦局は別の展開を見せることになるのかもしれない。一般市民の避難のためいったん停滞している今後の戦局がどのような動きを見せるのか、引き続き国際社会は固唾を飲んで注目している。

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「LAD Bible」の記事より

■プーチンに“勝たせる”と一件落着!?

 精神医療の視点から解決策を探る動きもあるようだ。プーチンに気持ちよく勝たせてあげることで一件落着を迎えることができるというのである。

 トラウマ(心的外傷)治療のセラピストであるキャロライン・ストローソン氏によれば、ウラジーミル・プーチンは類まれな才能を持った「ゴールデンチャイルド(奇跡の子供)」として生まれ、その後に自己中心的な「悪性のナルシスト(malignant narcissist)」になったのだと説明する。

 すでに2人の我が子を失っていた両親が3番目に授かった子どもであるプーチンは、懐胎の時点で「奇跡の子供」と見なされ、出産後は両親によってあらゆる特別な扱いと愛情を一身に浴びて育ったという。

「彼の両親への愛着は、あの貪欲さと誇大性を養うものの1つとなりました。つまり、彼が愛されていると感じるためには、これらを常に満たす必要があったのです。そうでなければ、彼は愛されておらず、周囲から大切にされていなかったことになってしまう」(ストローソン氏)

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