未だ発見されない人類史上最高の宝物10選! 頭蓋骨、Q資料、未知の絵画… 探索者が変死も!
14. 盗まれたイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館の美術品
1990年3月18日、米マサチューセッツ州ボストンにあるイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館に、警察官に扮した2人組の強盗が侵入し、約5億ドル(約64億円)相当の美術品13点を奪い去った。これら13点は、フェルメール、レンブラント、エドガー・ドガの作品だった。
強盗の行方は現在も不明のままで、盗まれた美術品は回収されていない。2013年には、強盗が中部大西洋岸諸州とニューイングランドを拠点とする犯罪組織に所属していたことや、盗まれた美術品が売りに出されたことなどをFBIが正式に発表した。
15. 北京原人の頭蓋骨
1929年、中国北京市房山県周口店の洞窟で、約68万~78万年前の人類の頭蓋骨が発見された。その前後に発見された十数人分の人骨の化石とともに、この頭蓋骨はホモ・エレクトスの亜種である「北京原人」のものと認定された。
北京原人の頭蓋骨は、1937年に始まる日中戦争の最中に行方不明となり、現在も発見されていない。一説によると、1941年に米国で一時保管されることが決まった化石は、輸送中の船とともに失われたという。他にも、日本兵によって破棄された、元米軍兵が持ち去った、中国の公園に埋められたなどの説があるが、いずれも真偽は不明である。
16. Q資料
Q資料は仮説上のイエスの語録集で、新約聖書の「マタイによる福音書」と「ルカによる福音書」が執筆される際に共通の源泉となったとされる。両福音書に見られる共通点から、多くの聖書学者がQ資料の存在を信じている。Qは「出典」を意味するドイツ語Quelleの頭文字である。
17. ナチスの金塊
第二次世界大戦末期、ナチス親衛隊(SS)大将のエルンスト・カルテンブルンナー率いる軍隊が、オーストリア・トプリッツ湖に大量の金塊やプラチナなどを重要文書とともに沈め、連合軍に見つからないようにしたという噂がある。これまでに湖は何度も探索されたが、ナチスの金塊は現在まで見つかっていない。
ナチスの金塊は単なる都市伝説で、実際には存在しない可能性もある。一方で、湖は視界が悪く、大量の丸太やがれきが沈んでいるため、財宝を見つけるのを困難にしていると指摘する研究者もいる。ナチスの金塊を見つけようとして湖に潜ったダイバーが何人も変死している。
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2024.10.02 20:00心霊未だ発見されない人類史上最高の宝物10選! 頭蓋骨、Q資料、未知の絵画… 探索者が変死も!のページです。ナチス、レオナルド・ダ・ヴィンチ、シェイクスピア、ラファエロ、新約聖書、宝物などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで