プーチン側近が開発する最終兵器「ヌースコープ」とは!? “世界意識”に潜り込み、森羅万象をスキャン…!

プーチン側近が開発する最終兵器「ヌースコープ」とは!? 世界意識に潜り込み、森羅万象をスキャン…!の画像1右:アントン・ワイノ氏、中央:プーチン大統領、左:セルゲイ・イワノフ氏 画像は「BBC」より引用

※ こちらの記事は2016年8月26日の記事を再掲しています。

 2016年8月12日、ロシアのプーチン大統領が、これまで側近中の側近として重用してきたセルゲイ・イワノフ大統領府長官を突然罷免し、後任としてアントン・ワイノ副長官を昇進させる人事を発表した。しかしこの新たな側近が、ロシアを世界の覇者にすべく、ただならぬ秘密装置を製作している可能性が浮上している。詳細についてお伝えしよう。


■新・大統領府長官アントン・ワイノとは?

 本題に入る前に、まずはアントン・ワイノという男について説明しておく必要があるだろう。エストニア生まれ、現在44歳のワイノ氏だが、その経歴は多くが秘密のヴェールに包まれている。明らかになっているのは、モスクワで経済学の修士号を得てからロシア外務省に入省したこと。1996~2001年まで在日本ロシア大使館に勤務し(!)、クレムリン(ロシア政府)でも指折りの日本通として知られていること。プーチンの寵愛を受けて大統領府で目覚ましい昇進を遂げ、後継候補の1人と目されていることなど。情報は極めて少なく、ワイノ氏自身もまったく公の場に姿を現そうとしないことから、世界各国はこの男の素性について並々ならぬ関心を寄せていたという。

 そして今月19日、イギリス公共放送BBCのロシア支局が、アントン・ワイノ氏について徹底的に調査した結果をまとめて報告したが、そこに記されていた彼の“知られざる顔”に衝撃が走っているのだ。


■世界をスキャンする「ヌースコープ」

 ロシアの新・大統領府長官であるアントン・ワイノ氏だが、なんとクレムリンでの仕事と並行して、これまで「AE ワイノ」の名で数々の学術論文を発表していたことが判明。BBCは、ワイノ氏と「AE ワイノ」が同一人物であるとの確証を得ているという。では、肝心の論文がどのようなものかといえば、常軌を逸した“凄まじい”内容だったのだ。

プーチン側近が開発する最終兵器「ヌースコープ」とは!? 世界意識に潜り込み、森羅万象をスキャン…!の画像2アントン・ワイノ氏の論文より 画像は「BBC」より引用

 特にBBCが注目しているのは、2012年に学術誌「Economics and Law(経済と法)」で発表された「The capitalisation of the future(未来の投資)」という論文だ。その中でワイノ氏は、「現代の社会と経済は、伝統的手法で制御するにはあまりにも複雑になりすぎた」として、「統制と管理の新しい方法が求められている」と主張している。

 さらにワイノ氏は、世界の膨大な出来事を処理・解釈するための装置が求められていると論じたうえで、「Nooscope(ヌースコープ)」というまったく新しいデバイスを提唱している。彼の言葉を引用すれば、「ヌースコープ」とは世界意識に入り込み、生物圏と人間の活動における変化を発見・記録するためのデバイスとのことだ。

 問題の論文は、全体を通して極めて難解なグラフや図表で埋め尽くされており、このように“怪しい”一文まで記述されている。

「私たちが想像の世界ではなく現実の世界に生きているなどと、誰にも証明することはできないのです――」

 BBCは複数の専門家に解説を求めたが、「社会を理解し、組織化するための新しい手法を提唱しているようだが、とにかく理解不能」であるとして、全員がさじを投げたという。

プーチン側近が開発する最終兵器「ヌースコープ」とは!? 世界意識に潜り込み、森羅万象をスキャン…!の画像3アントン・ワイノ氏 画像は「BBC」より引用

■すでに存在するのか? 開発中なのか?

 次にBBCは、論文の共著者である高名な経済学者ヴィクトル・サラーエフ氏にも接触を試みている。すると、「ヌースコープ」の謎について僅かながら具体的な答えが得られたようだ。

 サラーエフ氏は、「ヌースコープ」について「あらゆる人・モノ・金の動きをスキャンするデバイス」であり、「望遠鏡や顕微鏡にも匹敵する画期的な発明なのだ」と説明したものの、それが実際に存在するのか、もしくは開発中であるかという点に関して詳しく言及することを避けた模様だ。


■学者からは否定的見解も

 さて、この「ヌースコープ」に、現地ロシア人たちも興味を掻き立てられているようだ。論文をモスクワ・タイムズ紙が報じると、すぐに「本当にそんなものがあるのか」「これは真剣なアイデアなのか」などの憶測と疑問が巻き起こった。さらに、ロシアの学者たちの間では、「ヌースコープ」懐疑論が広まりを見せているようだ。

 ロシア国立大学高等経済学校のサイモン・コルドンスキー教授(哲学)は、「これは科学ではありません」と断じ、「未来の神話的仮設にふけっているだけでしょう」「ソビエト崩壊後にロシア経済を立て直した経済学者たちの純粋で進歩的なアイデアとは対照的だ」と批判。さらにワイノ氏について「現実を直視しようとせず、歪めようとしている心理状態が見える」と辛辣な評価を下している。

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