米軍が「遺伝子編集モンスター」を海にバラまく計画を発表! 潜水艦を一発感知、中国との核戦争を想定か!
※ こちらの記事は2018年12月22日の記事を再掲しています。
米軍が遺伝子を編集した「モンスター生物」を海にばら撒くという驚愕のニュースが飛び込んできた。彼らは一体何を考えているのだろうか?
米国防情報メディア「Defense One」(12月1日付)によると、米軍の目的は遺伝子編集をした微生物を海にばら撒くことで、敵の潜水艦などを効率的に発見することだという。広大な海で敵の潜水艦を検知することは難しい。そこで海そのものに監視の目を張り巡らせるということだ。
具体的には、マリノバクターと呼ばれる海に広く生息する微生物の遺伝子を、潜水艦などが残す特定の物質(金属、燃料、人間のDNA、海に存在しない分子など)に反応するように編集するのだという。反応は微生物の電子損失として現れ、潜水ドローンで検知することができるそうだ。
同研究に携わる米国海軍研究のサラ・グラヴェン氏によると、軍事利用に向けた微生物の研究には、今後1年半で確固としたエビデンスが出るという。グラヴェン氏がそう断言できるのには2つの理由がある。
1つはバクテリアの遺伝子編集が可能であることはすでに判明していること。2つ目は生物の遺伝子編集を目的とした軍事技術開発プログラム「軍事環境のための合成生物学に関する科学技術優先プログラムの推進のための応用研究(Applied Research for the Advancement of Science and Technology Priorities Program on Synthetic Biology for Military Environments)」の存在だ。これには4500万ドル(約50億円)のもの予算がつけられている。
アメリカ海軍作戦部長のジョン・リチャードソン大将によると、米軍が遺伝子編集や合成生物学に力を入れている理由は、同分野で世界をリードしている中国に対抗するためだという。確かにそれも1つの理由だろう。だが、それでは軍事利用を目的とする必要はないはずだ。
微生物の遺伝子編集は敵の潜水艦を見つけることにある。リチャードソン大将が名指ししているように、“敵”は中国と見てよいだろう。では、なぜ中国の潜水艦を見つける必要があるのか?
それは、中国の南シナ海進出と米国の安全保障に関わっている。
トカナでも報じているように、今年10月には習近平国家主席が“南シナ海での軍事強化と戦争準備”を呼びかけている上、海中を丸裸にする最新レーダーや南シナ海の気象をコントロールする中国版HAARPまで建造中だ。
こうした中国の南シナ海での過剰な海洋権益の主張に対し、米政府は「航行の自由」作戦(FONOP)を定期的に行い、強い批難の声を上げてきた。だが、米国が自国から遠く離れた南シナ海にここまでこだわる理由は何だろうか?
それは、このまま中国が完全に南シナ海を掌握すれば重要なシーレーンが潰されるだけでなく、同海域に射程距離約8000kmのSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を搭載した原子力潜水艦を配備される恐れがあるからだ。
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2024.10.02 20:00心霊米軍が「遺伝子編集モンスター」を海にバラまく計画を発表! 潜水艦を一発感知、中国との核戦争を想定か!のページです。中国、米軍、バクテリア、核戦争、潜水艦、遺伝子編集、第三次世界大戦などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで