統一教会と政治の癒着、米国の方が数段ヤバい!? 浸透・洗脳のプロセスと恐怖の資金源をジェームズ斉藤が徹底解説!
【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】
ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ) 前回は統一教会を隠れ蓑にしてKCIAが日本に浸透していった話をしましたが、今回はアメリカからの視点をお伝えしましょう。
──前回は、統一教会がアメリカを乗っ取ろうとしていた話にほんの少し触れていましたね。
ジェームズ 日本での成功体験に調子に乗った統一教会がアメリカでも同じことをしようとしたのです。そんな大それたことを平気で実行しようと思うほど、統一教会とKCIAは日本の政界にがっちり食い込んで日本の政治をコントロールするようになっていました。
──日本がなぜ韓国推しなのか? なぜ常に経済援助をしてあげるのか? 竹島を取られても平気なのか? といった長年の疑問が一気に溶解しましたね。
ジェームズ 日本の政治家が統一教会マネーと信者による選挙のバックアップに頼り切っているからです。すでに報道されていますが、統一教会から議員秘書を送ってもらっている国会議員は何十人と居て、その秘書たちが教会に集まってどのように議員を誘導するかを話し合っていると言われていますからね。一番情けないのは、彼ら議員たちが統一教会の資金源が日本人からむしり取ったものだとわかっていながら平気で献金して貰ったり、便宜を図ってもらっていることです。
──統一教会の霊感商法でどれだけの日本人が破産し、家族が苦しんだことか。
ジェームズ 社会問題になっていたはずですよ。何百万円もする壺を売ったり、文鮮明がマッチングした見知らぬ相手と結婚する合同結婚式を開催したり、日本でも一度、大バッシングされたはずです。ところが解散することもなく、世界平和統一家庭連合と改名までして普通に生き残っているのは政界工作がうまくいっていたからです。しかし、彼らの政界工作の源は日本の信者から搾り取った数十億円にものぼる現金です。まさに政治家公認のもと日本人を食い物にした統一教会です。
その統一教会ですが、1972年にはアメリカに本拠地を移します。文鮮明はハドソン川東岸の高級住宅街タリータウンの邸宅を購入し、自宅にします。
ここからアメリカへの浸透が本格化するのですが、実は64年の段階で文鮮明の片腕である元韓国軍人の朴普煕(パク・ポヒ)を尖兵として送り込んでいたのです。ワシントンD.C.に韓国文化自由財団という財団を設立していたのですが、その初代名誉総裁はなんと金鍾泌(キム・ジョンピル)です。
──えっ! KCIAの!?
ジェームズ そうです。KCIAの初代部長です。統一教会側はよく「KCIAとは関係ない」と言いますが、しっかりつながっています。この時点で、統一教会はほぼ完全にKCIA傘下になっていると見ていいでしょう。
──本当に怖いですね。でも、64年の時点で、すでにアメリカへの浸透も開始していたんですね。
ジェームズ ですから、その頃から日本の信者から搾り取った金をワシントンのロビー工作に使っていたのでしょうね。朴普煕は翌65年にはアイゼンハワー元大統領と文鮮明の会談を実現させています。そして72年に、満を持して統一教会と文鮮明が本格的に乗り込んでくるわけです。
──アメリカでもうまくいったんですか?
ジェームズ うまくいっています。そのやり方は敵ながらあっぱれと感心するぐらい、巧妙で大胆です。なんと、いきなりニクソン大統領に近づくのです。当時、ニクソンはウォーターゲート事件の渦中にあって辞任に追い込まれる寸前でした。そこに手を差し伸べようとニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、サンフランシスコ・クロニクルなどといった全米の主要新聞の第1面に「America in Crisis ― Answer to Watergate: Forgive, Love, Unite(危機にあるアメリカよ。ウォーターゲートの答えは許しと愛と団結だ)」という意見広告を出したのです。
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2024.10.02 20:00心霊統一教会と政治の癒着、米国の方が数段ヤバい!? 浸透・洗脳のプロセスと恐怖の資金源をジェームズ斉藤が徹底解説!のページです。洗脳、安倍晋三、統一教会、CIA、MKウルトラ、共和党などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで