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史上最強の予言者・ジュセリーノ「1月中に日本で巨大地震」と予言! 未曾有の破壊と犠牲が…⁉
――予言・ 滅亡研究家の白神じゅりこが古今東西の予言者の言葉を独自に解釈、不確実・不確定な未来を生き抜く知恵を授ける連載。地震や台風などあらゆる自然災害、紛争・戦争などの人災の発生、 重要人物の急死あるいは復活、政治的スキャンダル、 歴史的大事件などを科学的・経験的な予測を超越した“予言” を通して眺めていく。
今回は、ブラジルの予言者ジュセリーノの、日本大厄災予言について取り上げる。
南海トラフ巨大地震の予言が的中⁉
予知夢によって未来を予言するジュセリーノ・ダ・ルースは、これまでに「チェルノブイリ原発事故」「9.11アメリカ同時多発テロ」「地下鉄サリン事件」「東日本大震災」など数々の歴史的大事件・大災害を予言、的中させてきたとされ、「史上最強の予言者」とも呼ばれている。
昨年も、「11月16日にM9.0の南海トラフ巨大地震が発生し、大津波の被害が出る」という衝撃的な予言をし、大いにネット上を賑わせた。
実際には、予言した日に巨大地震は起きなかったが、その2日前にあたる11月14日に、三重県南東沖でM6.1最大震度4の地震が発生。深さ約350kmの深発地震で、「異常震域」と呼ばれる震度分布がみられた。震央(地震が発生した地下の震源の真上にあたる、地球上の地点)に近い東海地方では震度1程度の弱い揺れであったにもかかわらず、離れた関東や東北で最大震度4を観測した。
この三重県南東沖の震央が南海トラフ巨大地震の想定震源域にあったため、ネット上では「南海トラフ巨大地震の前触れか?」と騒がれた。
専門家は「この地震は太平洋プレートが沈み込むことで発生した地震であり、南海トラフ地震の要因となるプレートとは異なる」という見解を示し、南海トラフ巨大地震との関連性は低いとみなされた。
ジュセリーノが予言した11月16日の2日前に、南海トラフ巨大地震を彷彿とさせるような地震が起きたことは、偶然で片づけてしまうには、あまりに不気味なことのように感じた。
1月に日本で巨大地震発生⁉
ジュセリーノは現在、月ごとに世界で起きる大事件や自然災害などの予言を自身のウェブサイトで公表しているが、1月に日本で大厄災が起きると予言した。
ジュセリーノは、1月に世界で起きることを60個予言している。その1番目として、次のように予言した。
1. 日本で強い地震が発生し、破壊と犠牲の可能性、大雪による空港の混乱と死者-インフルエンザ、Covid19などの犠牲者が多数。(「JNL」より)
日本は地震大国であり、いつなんどき巨大地震に襲われてもおかしくない。ここで、最近“巨大地震の予兆?”とネット上で騒がれた、ある噂に触れてみたいと思う。
巨大地震の前兆? 海の生物の異常行動が多発
大地震の前触れとして現れる異常な現象のことを「宏観異常現象(こうかんいじょうげんしょう)」というが、一般的には科学的根拠はないとされている。「地震雲が発生した」「井戸水が枯れた」「頭痛や耳鳴りなどの体感」といったものがあるが、なかでもよく取り上げられが「動物の異常行動」だ。
巨大地震が来る前に動物たちが異常行動をとることは古くから知られており、「ナマズが暴れた」「天井裏のネズミがいなくなった」「カラスが夜中に騒ぐ」「深海魚が大量に浮上した」といった言い伝えが数多く存在する。
そして、最近ネットで巨大地震の前触れではないかと噂になったのが、「海の生き物の異常行動が目立つ」ということだ。1月だけでもマッコウクジラ、リュウグウノツカイに加えて、ダイオウイカ、マッコウクジラ、フグ、イワシ、ボラ、トドなどの異常行動が見られた。特にクジラとリュウグウノツカイの座礁は地震との関与を疑われることが多い。
大阪湾と東京湾に出現したクジラ
9日、大阪湾の淀川河口付近に体長15m、オスとみられるマッコウクジラ1頭が迷い込んでいることが確認された。通常は外海を泳いでいるクジラが大阪湾に入ってくることは珍しいが、弱っていたりすれば潮流に流されて入ってくる可能性もあるという。このクジラは、淀川にちなみ「淀ちゃん」の愛称で呼ばれ、見物人が集まるほど注目を集めたが、13日に死んでいることが確認された。クジラの死骸は、19日に紀伊水道沖に船で運ばれて海へ沈められた。
【ニュース速報】「迷いクジラ」淀川の河口付近に現れる
— MBSニュース (@mbs_news) January 9, 2023
現在の様子をLIVE配信↓↓↓https://t.co/7PNCeFmYkh pic.twitter.com/1nE5bl6ljU
また、19日には東京湾にザトウクジラが出現しており、SNSなどでは「地震の予兆ではないか」と疑う声が上がっている。
リュウグウノツカイと地震
11日、神奈川県茅ヶ崎市の湘南の海岸に打ち上げられたリュウグウノツカイが発見されている。また、17日には富山県氷見市沖で2匹のリュウグウノツカイが定置網にかかった。
リュウグウノツカイが定置網に「光っているようだった」 富山・氷見市沖#日テレNEWShttps://t.co/niSkwJfz4L
— 日テレNEWS (@news24ntv) January 17, 2023
リュウグウノツカイは全長3mを超えることもある細長い形をした大型深海魚だ。日本では古くからその出現と地震の発生が関係付けられて語られてきた。その由来は江戸時代中期1743年に出版された『諸国里人談(しょこくりじんだん)』にあるといわれている。
果たして、日本近海で多発する海の生物の異常行動の原因は何なのだろうか。
地震との関連性が疑わる海の生物の異常行動として有名なケースでは、2011年2月22日に発生したニュージーランドの「カンタベリー地震(M6.1)」において、その2日前にゴンドウクジラ107頭が浜辺に打ち上げられていたことや、2011年3月11日に発生した「東日本大震災(M9.0)」で、1週間前となる3月4日に、茨城県鹿嶋市の海岸にイルカの仲間であるカズハゴンドウ54頭が打ち上げられていたことなどがある。
ただ上記のような例はあるものの、少なくともリュウグウノツカイの出現と地震の相関関係は現時点では否定されている。東海大学海洋研究所と静岡県立大学の研究グループが2019年6月18日(火)付のアメリカ地震学会誌『Bulletin of the Seismological Society of America』に掲載した論文によると、「リュウグウノツカイ」や「サケガシラ」など地震前兆の深海魚と言われている8魚種に絞って漂着・捕獲の事例を収集、1928年11月26日から2011年3月11日までにあった336件の漂着や捕獲の事例をもとに、深海魚出現日から30日後までに、出現場所から半径100km以内に発生した「マグニチュード(M)6.0以上」の地震を調査したところ、深海魚出現後に地震があったケースは2007年7月16日の新潟県中越沖地震(M6.8)のみだったことが明らかになっている。30日以内という期間の限定や半径100km以内という地域の限定はあるものの、一応のところリュウグウノツカイによる宏観異常現象は科学的には否定されている。
とはいえ、普段はあまり起こらない珍しい行動を海の生物が取るということは、少なくとも海で何か異変が起こっていると考えてもおかしくはないだろう。
ジュセリーノは、地震以外でも日本で大雪による空港の混乱と死者が出て、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などで犠牲者が多数出ると予言している。
現在、年末年始の人の動きに呼応するように新型コロナウイルスの第8波が全国的に広がり、インフルエンザが同時流行していると言われている。さらに、1月下旬は、強い寒気の影響を受け寒さが厳しくなり、日本海側では大雪に警戒が必要であると気象庁も発表している。
新年が始まり早くも1月後半に入るが、ジュセリーノが予言した通り、巨大地震、大雪、疫病といった厄災に見舞われないように祈りたい。
参考:「JNL」ほか
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