3月7日までに大地震発生の恐れ、千島海溝が危ない? トルコ地震を予言したオランダ人研究家が警告!

――予言・ 滅亡研究家の白神じゅりこが古今東西の予言者の言葉を独自に解釈、不確実・不確定な未来を生き抜く知恵を授ける連載。地震や台風などあらゆる自然災害、紛争・戦争などの人災の発生、 重要人物の急死あるいは復活、政治的スキャンダル、 歴史的大事件などを科学的・経験的な予測を超越した“予言” を通して眺めていく。

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フッガービーツ氏(画像は「YouTube」より)

 今回はオランダの地震予言者であるフランク・フッガービーツ氏を取り上げる。

 2月6日、トルコ南部のシリア国境近くで、M7.8とM7.5の大地震が立て続けに起こったが、先月、筆者はフッガービーツ氏がこの地震を発生の3日前に予言していた可能性をTOCANAで紹介した。

オランダの地震予言者がトルコ大地震を発生3日前に予言していた! 正確なタイミングと規模… 独自の予測法「太陽系幾何学指標(SSGI)」とは?

 そんなフッガービーツ氏が、ふたたび地震の発生を警告しているとセルビアのニュース番組サイト「B92」(3月1日付)が報じた。

フッガービーツ氏の最新予言

 2月27日、フッガービーツ氏は自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿。「3月の第1週は、(地震が発生する可能性について)非常に重要になるだろう」と警告。

「3月2日と5日のあたりに惑星の幾何学的配置が収束されることにより、大規模な地震活動が発生する可能性があります。3月3日と4日および/または3月6日と7日に巨大地震が発生する可能性があります」

 さらにフッガービーツ氏は、「次に発生する地震は、M8を超える可能性がある」と主張。その範囲は「極東ロシアのカムチャツカ半島や千島列島から、フィリピンやインドネシアに至るまで、数千キロメートルに及ぶ可能性がある」と述べた。

 千島列島といえば、「日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震」が思い起こされる。

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画像は「北海道・三陸沖後発地震注意情報防災対応ガイドライン(内閣府)」より

 M9クラスの巨大地震を引き起こすとされる震源域で、最近の地質学の調査においてもその時期が逼迫しているとされる。

 恐ろしいことに、2月25日には北海道釧路沖でM6.1、根室地方北部と根室地方南部で震度5弱を観測する地震が発生している。

 千島海溝に近い場所で発生したこともあり、この地震は「日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震」の前震ではないか? と恐れる声がネット上に広がった。

 しかし、札幌管区気象台によると、「北海道が載る陸地のプレートの下に沈み込む太平洋プレート内部の断裂が原因とみられる」とされ、プレート境界面が一気にズレて発生する「日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震」とは別のメカニズムの地震であるとのこと。

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