オランダの地震予言者がトルコ大地震を発生3日前に予言していた! 正確なタイミングと規模… 独自の予測法「太陽系幾何学指標(SSGI)」とは?

――予言・ 滅亡研究家の白神じゅりこが古今東西の予言者の言葉を独自に解釈、不確実・不確定な未来を生き抜く知恵を授ける連載。地震や台風などあらゆる自然災害、紛争・戦争などの人災の発生、 重要人物の急死あるいは復活、政治的スキャンダル、 歴史的大事件などを科学的・経験的な予測を超越した“予言” を通して眺めていく。

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フッガービーツ氏(画像は「YouTube」より)

 今回はオランダの地震予言者であるフランク・フッガービーツ氏を取り上げる。

 2月6日10時17分頃(現地時間4時17分頃)。トルコ南東部のシリア国境に近いガジアンテプ市付近でM7.8の地震が発生。同日、同市の北にあるカフラマンマラシュ県付近でもM7.5の地震が発生した。被害は隣国のシリアにも及び、多くの建物が広い範囲で壊滅的な被害を受け、10日時点で死者は2万人を超えると報じられている。

 トルコ付近は複数のプレートが複雑に入り込んでおり、かねてより地震が多い地域として知られており、最近では2011年に発生したトルコ東部地震(M7.1)で600人超の犠牲者が出ている。しかし、地震が多い地域とはいえ、地震の発生を予測することが難しいことは、地震大国日本に住んでいるわれわれもよく知るところだ。

 だが、フランク・フッガービーツ氏が、今回の地震を発生の3日前に予言していたことがネット上で話題になっていると米誌「Newsweek」(2月6日付)が伝えている。

トルコ地震の3日前に予言!

 2月3日金曜日、フーガービーツ氏は自身のツイッターアカウントで、「遅かれ早かれ、この地域(トルコ中南部、ヨルダン、シリア、レバノン)でマグニチュード7.5の地震が起こるだろう」と予言。

 地震が発生後、彼のツイートは急速に広まり、4400万回以上の閲覧と4.4万のリツイートを獲得。あるユーザーは、「フッガービーツは地震の正確な面積とほぼ正確なマグニチュードを予測した」と指摘し、驚いているという。

フッガービーツ氏の地震予測方法

 フッガービーツ氏は、太陽系の惑星と月の配置が地球上のプレートに影響を及ぼし、その結果地震が起こると主張しており、太陽系の惑星の位置をもとにした占星術的手法を用いて、地震発生周期を算出する「太陽系幾何学指標(Solar System Geomtry Index=SSGI)」から地震の発生を予測している。

 その手法でこれまでに、2015年9月16日チリ沖地震(M8.3)、2015年4月25日のネパール大地震(M7.8)、2016年4月16日の熊本地震(M7.3)、など数々の大地震を予測・的中させてきたといわれている。

 だが、フッガービーツ氏の地震予測法は、主流派の科学者からの評判は悪い。 

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