回転飛行する「UFO映像」が撮影される! 専門家「ドローンにしては速すぎる」

 アメリカ・オハイオ州のある都市にて、数人の住民が「夜空に浮かぶ奇妙な回転する発光体」を目撃したと報告して注目を集めている。

 地元のニュース番組によると、21日水曜日の夕方同州ミドルタウン市にて奇妙な発光体が上空に出現、その直後から地元のテレビ局には「さっき奇妙なものを見た」という視聴者からのメッセージが殺到したという。目撃者の一人であるケイデン・リトル氏は、当時を振り返って「宇宙人による攻撃が展開されようとしているのではないかと思い、怖かった」とインタビューに答えている。なお、出現していた時間は2秒程度であり、何をするでもなくただその場から飛び去っていったそう。

 もう一人の住民、ブライス・ギャリック氏は携帯電話でUFOを撮影することに成功した。動画には頭上で緑色の光の輪が回転している様子が記録されており、彼は「UFOは瞬く間にその場を離れた。ドローンが飛ぶ様子を見たことがあるが、今回の飛行物体はどのタイプのドローンとも違っていた」と証言している。

回転飛行する「UFO映像」が撮影される! 専門家「ドローンにしては速すぎる」の画像1
画像は「Getty Images」より

 ギャリック氏はシンシナティ天文協会の一員であり、彼もリトル氏と同じくこの物体について「ドローンにしては動きが速すぎる」とテレビ局のインタビューに語っている。かといって本当にUFOかどうか真偽を確かめるには、まだまだ情報が少ないと述べている。

「たとえばTikTokなどで”いいね!”を得るために、 “既製のモーション・グラフィック・ソフトウェア “を用いて誰もが素晴らしいトリック動画を感嘆に作成できるようになっています。今回は多くの人が目撃していますが、何らかのトリックが用いられた可能性も否定できません」(ギャリック氏)

 なお、地元の保安官事務所には、このUFOに関する報告は受けていないと報告しており、それはそれで奇妙だと話題にもなっている。果たしてこの夜、住民達は何を見たのか。皆さんも動画を見て考えてみてほしい。

参考:「Coast to Coast AM

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

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文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

ミステリーニュースステーションATLAS編集部員
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