怖すぎ!!! 2023年最も不気味な幽霊映像TOP12【後編】

 2023年中に撮影された不気味で不可解な超常現象ビデオを紹介。【前編】に引き続き【後編】でも謎に包まれた見逃せない映像が目白押しだ。

■バスを降りない乗客:シンガポール

 シンガポールのバス運転手は夜間勤務を終えて車内のセキュリティモニターを見た時、二階席に乗客まだ1人座っているのを見て唖然とした。解像度の荒いモニターだけに乗客の様子はよくわからなかったが、ひょっとすると座ったまま熟睡しているのかもしれない。

 勤務が終わってひと息ついていたところに「余計な仕事を増やしやがって」と悪態をつきながら、乗客を起こしに二階に上がっていったのだが、なんと客席には誰もいなかったのだ。

 この不気味なビデオはシンガポールのSNSで急速に広まり、映像の信憑性について視聴者の間で議論が巻き起こった。ある女性は夫がこのバス会社で働いており、過去にも同じような話をしたことがあり、幽霊との遭遇は本物だと確信しているという。

■後部座席の成人女性:インド

 オービスで交通違反の証拠となる写真を撮られてしまうのは痛恨の極みであるが、もしもその写真が“心霊写真”だったら!?

 2023年10月、インド・ケララ州の道路を家族を乗せて走っていた乗用車が当局の交通取締AIカメラによって撮影された。

 シートベルトを着用せずに運転していた証拠写真として、一家の父親は罰金を科されたのだが、その写真の後部座席に成人女性の姿がクッキリと映り込んでいたのだ。この時、後部座席には小さな子供2人しか乗っていなかったのだ。

 この写真はインドのSNS上で急速に拡散し、そさまざまな憶測が飛び交う事態に発展していた真相な謎のままである。かつてこの現場近くで交通事故死した女性がいたという話もあるようだ。

■店内を走りまわる“少女幽霊”:ペルー

 ペルーで撮影された不気味な防犯カメラの映像には、店の中を走り回る少女の幽霊と思われるものが写っていた。この不気味な動画は2023年1月にプカルパ市のショッピングセンターで撮影されたもので、その後TikTokで共有され、わずか数日で100万回以上の再生回数を記録したという。

 閉店後に撮影されたと思われる映像では、衣料品の棚の間の廊下を駆け抜ける小さな人影が映っている。その後、好奇心旺盛な侵入者はディスプレイの後ろにしばらく留まり、その後、信じられないほどの速度で元の場所へと戻っていった。

 ちなみにこのショッピングセンターでは2018年に誤って感電死した少女がいたという。

■国道の幽霊:米アリゾナ州

 アリゾナ州のトラックからの不気味なドライブレコーダー映像には不気味な人影が映っており、運転手は幽霊だったのではないかと考えているという。

 2023年3月11日の夜明け前、米アリゾナ州の国道87号線を走行中のトラックドライバーは道路脇の奇妙な人影に気づき背筋を凍らせた。

 その後、車載カメラの録画映像を調べてみたところ、確かに白っぽい人影が写り込んでいたのだ。交通量の多いことで知られているこの道路では交通事故も数多く起きている。かつて亡くなった人の霊がまだ現場をさまよっているのだろうか。

■遊歩道の幽霊:アルゼンチン

 2023年10月22日のアルゼンチンのテレビ番組の司会者たちは、街の遊歩道を監視していたカメラが、半透明の人物が走り抜ける映像を捉えたとき、目を疑った。

 気象番組の放送中、コリエンテス市の遊歩道を見下ろすライブカメラ映像に切り替わったところで、半透明の人影が遊歩道に沿って走っているように見える様子が生中継されたのだ。

 この恐ろしい目撃情報は放送中に番組の司会者に伝えられ「ライブで何が起こったか見てください」と共同司会者のホセ・ビアンコ氏は映像を見せながら驚きと共に報じている。遊歩道沿いでいったい何が撮影されたのだろうか。

■見えない話し相手:米テキサス州

 決して心霊動画ではないのだが、実に奇妙で不気味な動画がTikTokアカウントを通じて2023年3月頃からオンラインで拡散した。

 米テキサス州ヒューストンの建物に設置された監視カメラが撮影した映像には、廊下で警備員が誰かに話しかけている様子が繰り広げられている。しかしその警備員の前には誰もいないのだ。

 別室でこのモニター映像に気づいた管理責任者の女性がその警備員に無線で誰と話しているのか尋ねたのだ。

 警備員は「アビゲイルさんという女性と話していて、彼女は○○さんに会いたいと言っている」と説明した。

 驚いた管理責任者は○○さんという名前の女性を調べたところ2年前に亡くなっていることがわかり、その旨を警備員に伝えた。そしてそもそも警備員が話している女性が見えないのだと指摘した。

「私が話している相手が見えないということですか?」と警備員が唖然として答え、責任者は「あなたの前には誰もいません…誰一人も」と指摘した。 この事実を知った警備員は恐怖のあまり後ずさりして逃げ出したのである。この奇妙な一幕をどう考えればよいのだろうか。

参考:「Coast to Coast AM」ほか

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文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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