スティーブン・スピルバーグ監督、次回作はUFOがテーマと明かす

『インディ・ジョーンズ』、『ジョーズ』、『ジュラシック・パーク』等々、数々の名作を世に送り出したスティーブン・スピルバーグほど有名で評価の高い映画監督はいない。

Gage Skidmore, CC 表示-継承 3.0, リンクによる

 彼の初期の大作には、明らかに宇宙を意識したものがあった。たとえば1977年公開の『未知との遭遇(原題/ Close Encounters of the Third Kind)』ではUFOや宇宙人による誘拐、善良な地球外文明との正式なコンタクトといったテーマを扱った。エイリアンは友好的であるというこのテーマは、1982年のスピルバーグ監督の映画『E.T.』でさらに追求されることになる。

 また2005年にはH.G.ウェルズによる1898年の有名な小説『宇宙戦争』を監督し、再びエイリアンが登場する映画を手掛けることとなった。この時のエイリアンは原作通り、友好的なものではなく攻撃的かつ侵略を明確に表していたものだった。

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 それから3年後に監督を勤めた『インディ・ジョーンズとクリスタル・スカルの王国』でもやはり地球外からの訪問者が出てくるなど、スピルバーグ監督の作品にはエイリアンやUFOをテーマにした作品が少なくない。

 それから20年近く経った今、スピルバーグ監督がUFOをテーマにした新作映画を制作すると発表。今回の作品もう一度エイリアンのテーマを見直すつもりのようだと考えられている。

 現在ではそれ以上のことはわからないが、脚本はオリジナル版『ジュラシック・パーク』の脚本家、デヴィッド・コープが担当するとのことで、その手腕に期待したい。

 果たして今回の作品に登場するエイリアンは友好的なのか、それとも敵対的なのか。そう遠くない将来に映画館で公開されることを楽しみにしていきたい。

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文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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