トカナ > 都市伝説 > イルミナティカードの起源と秘密結社の謎に迫るトークイベント！

イルミナティカードの起源と秘密結社の謎に迫る！都市伝説ファン必見のトークイベント開催

2024.12.26 18:00 編集部

Xでポスト

　発売から2週間ほどが経った「イルミナティニューワールドオーダー」通称イルミナティカード日本語版。続々と全国の都市伝説ファンに届けられており、SNSでは実際にカードを手にして興奮する様子が多く報告されている。

　アメリカ同時多発テロ事件や新型コロナウイルスのパンデミック、トランプ大統領の出現など、数々の出来事を予言したとも言われ、都市伝説や陰謀論ファンを魅了しているイルミナティカードだが、そもそもその始まりとはどのようなものなのだろうか。

イルミナティカード発想の元とは

　イルミナティカードゲーム（Illuminati: The Game of Conspiracy）は、1982年にアメリカのゲームデザイナー、スティーブ・ジャクソンによって開発されたカードゲームである。このゲームは、陰謀論や秘密結社をテーマにした戦略ゲームであり、プレイヤーがそれぞれ異なる陰謀組織を操り、世界支配を目指して対立するという内容になっている。

　発想の元になったのは、1975年に出版されたロバート・シェイとロバート・アントン・ウィルソンの小説『イルミナタス』三部作である。この小説は、イルミナティを題材としたサイエンスフィクションであり、陰謀論やカウンターカルチャーの要素をふんだんに盛り込んだ作品として知られている。

　ここで描かれる陰謀論やカウンターカルチャーとはどのようなものなのだろうか。残念ながらイルミナタス三部作は日本語版が出版されておらず、日本では入手が困難であるため、なかなか小説の詳細を知ることは難しい。

イルミナティカードの歴史、陰謀論、秘密結社について語られるトークイベント開催

　そんな中、2025年1月26日（日）に『イルミナタス』三部作の内容やカウンターカルチャーに与えた内容などについて知ることができるトークイベント「『イルミナタス』とイルミナティ・カード、アメリカのサブカルチャー」が開催されることとなった。登壇するのは、イルミナティカード日本語版の翻訳を担当し、「イルミナティニューワールドオーダー裏解説ブック」の著者でもある宇佐和通氏だ。

　このイベントでは、小説に描かれた陰謀論やカウンターカルチャーの内容に迫るとともに、現代社会と陰謀論との関連、イルミナティカードに秘められたメッセージ、そして秘密結社について存分に語られる予定だ。

　秘密結社といえば真っ先に思い浮かぶのはフリーメイソンだと思うが、今回の講演ではオッド・フェローズ（Odd Fellows）という秘密結社についても語られる。

　先日、TOCANAでも『知られざる巨大秘密結社『オッド・フェローズ』とは…世界史を動かした【謎の組織】の全貌』の記事で少し触れたが、オッド・フェローズは、かつて米国大統領や英国首相も所属しており、一時期はフリーメイソンを凌ぐほどの規模を誇ったと言われる組織だ。一体人々は秘密結社に何を求めたのだろうか。

　ぜひ今回開催されるトークイベントで、秘密結社や陰謀論の奥深い世界に触れてみてはいかがだろうか。イルミナタス三部作やイルミナティカードを深掘りしながら、オッド・フェローズ、フリーメイソンなどの秘密結社の実態、そして陰謀論がどのように現代の文化や社会に影響を与えてきたのかを知る絶好の機会だ。

　新しい視点と深い洞察が得られること間違いなしの内容で、イルミナティカード、そして秘密結社の世界に興味を持つ方々にとって、見逃せないイベントとなるだろう。気になった方は是非チェックしてみてほしい。

トークイベント詳細

■講師：宇佐和通（翻訳家・ノンフィクション作家）
■日時：2025年１月26日(日)18時10分開場、18時20分開始
■参加費：2,000円
■開催場所：品川区立総合区民会館きゅりあん（大井町駅徒歩１分）５階第4講習室
■申込み方法：超常現象情報研究センターのHPでご確認ください。

超常現象情報研究センター
https://choujou.org/event-2024-12/

■宇佐和通プロフィール

宇佐和通（うさ・わつう）
1962年、東京生まれ
東京国際大学卒業後、南オレゴン大学にてビジネスコース修了。
商社、通信社勤務を経て、翻訳家・ノンフィクション作家に転身。月刊『ムー』を中心に、オカルト・サブカルチャー系のネタに関する話をさまざまな媒体で紹介。