“ドロパストーン”の謎!1万2000年前に中国でUFOが墜落、エイリアンが取り残されていた!?

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画像は「YouTube」より

 1万2000年前、中国の山脈にUFOが墜落し、エイリアンたちが取り残されたのか――。

■謎の“ドロパストーン”とは?

 1938年に中国・バヤンカラ山脈で発見された謎の円盤型ストーンアート“ドロパストーン”の解明に新展開の兆しがあるようだ。

 ドロパストーン(Dropa Stones)とは、1938年に中国のバヤンカラ山脈で考古学者によって古代文明の痕跡とともに発見された700枚ものストーンアートである。山脈の地中には人工的に掘られたシェルターのような洞窟があり、その壁には奇妙な絵画らしきものも多く描かれていた。

 墓らしき施設も発見され、いくつもある棺の中からは身長120センチほどの頭部が大きい人型の骸骨が残されていた。子どもの遺体なのか、それともこの地域に生息する山ザルの死骸なのか? ただ、サルをこのように埋葬することは人類の文化には例を見ないことであり“サル説”は除外してもいいのかもしれない。

 そして、ドロパストーンはこの墓の棺の中に遺体と共に収められていたのだ。その数は716枚。ドロパストーンそのものは2000年ほど前に作られたものだといわれている。

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 ドロパストーンはいずれも直径30センチほどで、中央には穴が開き、表面は穴を中心にした渦巻状の紋様が彫られている。そして古代エジプトのヒエログリフのような文字や絵なども刻まれていた。絵の中には頭部の大きい人型の存在も描かれている。これはエイリアンなのだろうか。

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画像は「Daily Star」の記事より

 その後、世界大戦や中華人民共和国の建国などと激動の時代が続きドロパストーンはほとんど忘れ去られていたが、1962年に研究者のスン・ウンノイ(Tsum Um Nui)氏がこのドロパストーンに刻まれている文字の解読に成功したと報告した。そこには何が書かれていたのか? スン氏によれば以下の通りだ。

1万年前にバヤンカラ山脈の洞窟のある地域に宇宙船が墜落した。乗っていたドロパ人たちは宇宙船を修理することができず地上に残ることを余儀なくされた

 この当時、中国政府は考古学者たちにドロパストーンについての発言を禁じていたのだが、スン氏の発表は世界で注目を集め、ドロパストーンのいくつかが旧ソ連の研究者のもとへ送られたという。そしてその後ソ連の雑誌「Sputnik」でこのドロパストーンについてのイラスト入りの特集が組まれたのである。

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■小柄なドロパ族の人々は1万2000年前の宇宙人の遠い親戚!?

 ドロパストーンが発見された場所は現在の中国の国土ではあるが、昔からチベット族の地で今も居住者のほとんどが同民族の人々である。そしてこのドロパストーンが発見された場所こそ、ドロパ族という平均身長が100センチあまりの小さな人々の少数民族が暮らす地域であったのだ。

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画像は「YouTube」より

 1947年に“発見”されたドロパ族の人々だが、これまでの研究でドロパ族は遺伝的に中国人でもなければチベット人でもないと報告されている。もちろん彼らはれっきとした人間だが、1万2000年前にやって来て帰れなくなった宇宙人の遠い親戚である可能性も残されているかもしれない。ちなみにドロパ族の人々は背が低いばかりでなく、頭部が大きく瞳が青色や黄色であるという特徴もある。

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画像は「YouTube」より

 したがって洞窟内の墓で発見された身長120センチほどの骸骨は、大昔のドロパ族の人々の墓であったという可能性も出てくるのだが、もちろん宇宙人の遺体である可能性も同等にあるだろう。

 YouTubeチャンネル「We are IF」が投稿した動画ではドロパストーンの解読と解釈の最も詳細なバージョンが紹介されている。それは以下の通りだ。

「ドロパは宇宙船に乗って雲を突き抜けて落ちてきた。村の男たち、女たち、子どもは夜明け前に何度も洞窟へと隠れた。人々がドロパのサイン言語を理解することができたとき、この新参者は平和的な意図を持ってやって来たことがわかった。ドロパストーンは故障した宇宙船を彼らが修理できず、故郷に帰ることもできずに地球に取り残されたことを伝えている」

 このドロパストーンの文字の解読と解釈が、中国に最初のE.T.がやってきたことを示唆するものになるのだろうか。動画へのコメント欄でもその反応はさまざまであるようだ。

「このディスク(ドロパストーン)にはまだまだ明かされていない情報がもっと盛り込まれているはずだ」
「とても魅力的な話題です」
「エイリアンについて本当に考えさせられる話です」

 大きな頭部の小柄な遺骸とドロパストーンの謎に今後も新たな光が当たるのかどうか、関連する続報をチェックしていきたい。

参考:「YouTube」、ほか

 

※当記事は2018年の記事を再編集して掲載しています。

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