イエス・キリストの遺体はピラミッドに眠っている!? 学者が驚愕の新説「契約の箱もそこにある」

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イメージ画像 Created with AI image generation (OpenAI)

 イエス・キリストの遺体はエジプトの大ピラミッドの下にあるのか――。イギリスの文化人類学者が、エジプトの大ピラミッドの下の部屋にイエス・キリストの遺体が隠されているという驚くべき主張を展開している。

■大ピラミッドの地下にイエスの棺がある!?

 キリスト教のルーツは古代エジプトのピラミッドにあったのか――。

 イギリスの文化人類学者、ポール・ワーナー博士は10年に及ぶ研究により、キリストの遺体が納められた石棺と契約の箱は、ピラミッドの南側の通路にある石のブロックの後ろにある「族長の洞窟(Cave of the Patriarchs)」に保管されていると説明している。さらにそこには「契約の箱」も隠匿されているというのだ。

 イエス・キリストの墓はエルサレムの旧市街にある聖墳墓教会にあると一般的な信者には信じられているが、ダマスカス門の北に位置する園の墓だとする説や、東タルピオット近郊の岩窟墓とする説など諸説あり、一説には青森県・新郷村とする説もある。そして“失われたアーク”こと原始キリスト教の至宝である「契約の箱」についても、その在り処には諸説ある。

 そして今回、ワーナー博士はそのどちらも大ピラミッドの下に眠っているという驚くべき研究成果を報告したのである。

 ワーナー博士は10年以上に及ぶエジプトでの広範な現地調査と、最新技術を用いたピラミッド内部の深部調査によって、南側の通路に残された最後の石塊の向こうに人工構造物が存在することが突き止められ、そこにイエス・キリストの遺体が納められた石棺と「契約の箱」が今も横たわっているという。

 ワーナー博士は2021年のクリスマス頃に科学局長に10年間のこの研究の成果を初めて発表した。局長は熱烈な支持を示し、博士の研究を「全人類の利益のための科学革命」と呼んでいる。

 フランス、カナダ、日本、エジプトの国際的な科学者と技術者の連合体によるピラミッド調査プロジェクト「スキャン・ピラミッド・ミッション」はミューオン放射線粒子を照射してピラミッドの奥深くまで探査しているのだが、エジプト最高考古評議会は同ミッションのコンサルタントとしてワーナー博士を任命した。

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画像はUnsplashthe blowupより

 2022年10月に同ミッションはワーナー博士と情報を共有することを条件に南通路の最後のブロックの先までスキャンすることに同意したのだふが、そこに思いがけない障害が立ちはだかり、今も調査は完了していない。

 エジプトの考古学者、ザヒ・ハワス博士がこの調査プロジェクトに反対しているのだ。元観光大臣で政府にも影響力を持つハワス博士の反対で調査は中断を余儀なくされている。

 現在、ワーナー博士はレバノンのナワフ・サラム首相に助けを求めているという。サラム首相は国連国際司法裁判所長官も務めており、仲裁に動いてくれることをワーナー博士らは期待している。

 ワーナー博士は最後の石塊を今年中に撤去し、その先にあるものを明らかにしたいと考えている。またワーナー博士は聖書に記されているさまざまな“聖なる山々”はすべてピラミッドを指しているとも主張し、もしも大ピラミッドの地下でキリストの遺体と契約の箱が見つかれば、宗教的にも衝撃的な“パラダイムシフト”に直面することになるだろう。

 それはまさに「コペルニクス的転回」であり、実際にワーナー博士も今の自分をコペルニクスやガリレオに例えている。 まずは調査が再開されるのか動向をチェックしていきたい。

参考:「Daily Star」ほか

文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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