カエルの脚で「虫歯」を治そうとした結果… 女性の脳から8センチの生きた寄生虫が! 戦慄の医療ミステリー

「歯が痛いなら、カエルの脚を詰めれば治るよ」
おばあちゃんの知恵袋や民間療法は、時に現代医学を凌駕する効果を発揮することがある。しかし、一歩間違えれば、取り返しのつかない「生きた悪夢」を脳内に招き入れることになりかねない。
中国広東省に住む61歳の女性の脳から、なんと「長さ8センチの生きた寄生虫」が摘出された。彼女を長年苦しめていた原因不明の体調不良は、10代の頃に受けた「恐るべき民間療法」が原因だった可能性が高いというのだ。ホラー映画顔負けの医療事件の全貌に迫る。
しびれ、悪寒、そしてけいれん…原因不明の奇病
この女性は数年前から、手足や頭皮のしびれといった奇妙な症状に悩まされていた。2021年に腰椎の手術を受けた後、症状はさらに悪化。昨年の夏には、猛暑にもかかわらず「激しい寒気」に襲われ、年末には頻繁にけいれんを起こすようになったという。
複数の医師が首を傾げる中、ある神経科医が脳のMRI画像に「奇妙なトンネル状の痕跡」を発見した。それは明らかに、脳組織の中を「何かが這い回った跡」だった。
今年の4月上旬、彼女は脳外科手術を受けた。そして医師たちが彼女の脳内から引っ張り出したのは、ピンセットの先でうねうねと動く、8センチもの長さの生きた寄生虫(裂頭条虫の幼虫・プレロセルコイド)だったのだ。

歯の穴に「生のままのカエルの脚」をねじ込む民間療法
なぜ、彼女の脳にそんな巨大な寄生虫が入り込んでいたのか。術後の問診で、彼女は10代の頃の「ある記憶」を打ち明けた。
彼女がひどい虫歯の痛みに苦しんでいた時、母親が野生のカエルを捕まえてきて、その脚を彼女の虫歯の穴に押し込んだというのだ。当時の地元には「カエルの脚を使えば、歯の虫(虫歯の原因)を釣り出すことができる」という民間伝承があったらしい。
さらに彼女は、未処理の山の湧き水をよく飲み、「ヘビ酒」を健康法として飲んでいたことも明かした。
医師たちによれば、今回摘出された寄生虫は、本来はカエルやヘビなどを中間宿主とするものだ。人間が未調理のカエルやヘビの肉を食べたり、生肉を直接傷口(この場合は虫歯の穴や粘膜)に当てたりすることで、生きた幼虫が人体に侵入することがある。
この幼虫は体内を何年もかけてさまよい歩き、最終的に脳などの臓器に居座る。これを「孤虫症」と呼ぶ。

何十年も脳内を這い回っていた恐怖
つまり、この寄生虫は彼女が10代の頃から数十年(あるいはヘビ酒や湧き水を飲んだ数年前から)にわたって、彼女の体中を少しずつ食い破りながら移動し、最終的に脳に辿り着いて暴れ回っていた可能性が高いのだ。
無事に手術を終え、夫も「やっと原因が分かった。彼女の状態も劇的に良くなった」と安堵しているというが、自分の脳の中を虫が何年も這いずり回っていたと想像するだけで、一生トラウマになりそうだ。
現代の日本で「カエルの脚を虫歯に詰める」人はいないだろうが、ジビエの生食や、沢の生水には同様のリスクが潜んでいる。自然の恵みを取り入れるのは良いが、「生きたままの自然」を体に入れるときは、自分の脳みそを明け渡す覚悟が必要かもしれない。
参考:Daily Star、ほか
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