飢餓に苦しむロシア兵が「人肉食」に走った!? 司令官も恐れる“共食い”の恐怖と泥沼化する戦争の末路

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 侵攻から4年以上が経つも終わりが見えないウクライナの戦線だが、情報筋によると補給が途絶えて飢餓に苦しむロシア軍兵士が前線の劣悪な状況下でなんと人肉食に走っているという――。

■前線のロシア軍内で人肉食が横行か

 英「Sunday Times」紙によると、ロシア兵が同僚の兵士を食べたと非難された事件がこれまでに少なくとも5件あったことを示す証拠があるという。

 ウクライナ当局によると、これらの証拠となるファイルはサイバーセキュリティ専門家が戦場情報収集のためメッセージアプリ「テレグラム」を精査していた際に発見された。

 最も衝撃的な疑惑の一つは、クロモイ(ロシア語で「足を引きずる」という意味)というコールサインを持つ兵士に関する報告事例である。この兵士は、2025年11月に紛争地帯であるドネツク州のミルノフラド近郊で、2人の仲間を殺害し、そのうちの1人の遺体の一部を食べようとしていた時点で発見されたという。

 部隊間の連絡のやり取りの中で、匿名の士官が人食い行為の詳細を旅団偵察大隊の副司令官に伝えたと報じられている。彼は生々しいグロテスクな写真や重度の栄養失調の兵士の写真など、複数の画像を共有したという。

 AI検出ツールによると、画像はデジタル加工されていないことが示唆されたと「Sunday Times」紙は報じている。

 画像を検証した独立系の紛争外科医(conflict surgeon)は、負傷箇所は戦場での爆発によって通常引き起こされる負傷には見えず、「鋭利なナイフで切られたように見える」という。

 同じやり取りの音声メッセージには、士官が現場の状況を説明する様子が録音されていた。

「要するに、味方の一人がほかの二人を殺し、さらに片方の足を切り落とし、すでにそのうちの一本を食べようとしていたのだ」と、その匿名の士官は語っている。

「そこで彼は片足を切断し、すでに肉挽き機か何かでそれを挽いて、そこに座って回しながら食べようとしていた」(匿名の士官)

 その士官は兵士の写真への説明として「彼がどこであの肉挽き器を手に入れたのか全く分からない。それが一番興味深いところだ」と付け加えた。

 副司令官の「食事を与えられていないのか? それとも何が理由があるのか? 理解できない」との疑問に士官は「うちの連中もすぐに共食いを始めるだろう…みんな痩せこけている。皆非常時の食糧しか与えられていないんだ」と答えている。

 昨年12月に旅団参謀長から送られたとされる別のメッセージには「酒禁止! 麻薬禁止! 身分証明書なしでの外出禁止! 人肉食禁止!」と兵士たちに指示されていた。

「Sunday Times」紙によると、ロンドンのロシア大使館はこれらの主張についてのコメントを拒否し「あなたが述べた内容は、ウクライナ軍情報機関が提供した捏造情報です。その機関の役割はプロパガンダの作成であり、事実の収集ではありません」と回答したという。

 この最新の情報が正確であれば、これらの事例は限定的かつ孤立したものであり、物資供給ルートが逼迫し食料が不足した最も厳しいこの冬の時期に発生したと考えられる。

 ウクライナ軍高官筋によると、市街戦と厳しい冬によってロシア軍の食料の調達がますます困難になっているという。実際にロシア軍は物資不足について訴えており、消費期限切れの食料や、長期間物資が不足している部隊の報告などが含まれている。

 紛争初期に「New York Times」紙は、一部の兵士に2002年に賞味期限が切れる食料パックが支給されていたと報じている。

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 2023年にウクライナ保安庁(SBU)が公開した映像には、ロシア兵が食料を求めて商店や民家を略奪する様子が映っていた。一方、ウクライナは捕虜となった兵士の間で飢餓を訴える者が増えていると表明している。

 ウクライナの降伏運動団体「I Want To Live」によると、過去1年間で約1万人のロシア兵が戦場で武器を放棄しているという。

 ウクライナ当局は以前にもこの件に関する断片的な情報を公開しており、これは傍受したロシアの通信だと主張しているが、モスクワはこうした資料を捏造だと一蹴するのが常である。

 こうした件も含めてロシア軍の苦境が伝えられてきているが、ロシアでは近く大規模な兵員の動員が実施されるともいわれており、もしそうなればさらに戦いは長引くことが見込まれてくる。双方の兵士にとって災難でしかない争いの一刻も早い収束を望むばかりだ。

参考:「Daily Mail」ほか

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文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
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ツイッター @nakata66shinji

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