正体不明の怪音が2時間……「宇宙人のロボットの金切り声」のような不気味な音がミルウォーキーの夜を襲った

サイレンでもない、列車でもない、竜巻でもない。では一体何なのか——。米ウィスコンシン州ミルウォーキーの南部一帯で、誰も正体を言い当てられない奇妙な音が夜の住宅街に響き渡り、住民たちを困惑させている。
地元テレビ局が住民の撮影した動画とともに伝えたところによれば、その音は宇宙人のロボットが上げる金切り声のようだとも形容されている。しかも一度きりではなく、断続的に約2時間も続いたというのだ。
「宇宙人は信じないけれど……」首をかしげる住民たち
騒動が起きたのは、2026年9月21日(月曜日)の夜。音を耳にした住民の一人、ブランドン・キッツ氏は、サイレンや列車、竜巻といった聞き慣れた音とはまるで別物だったと振り返っている。
キッツ氏は冗談めかしつつ、宇宙人の存在を本気で信じているわけではないが、世の中何が起きてもおかしくはないのでは、とも口にした。半信半疑ながら「まさか」の可能性を完全には捨てきれない、というのが正直なところだろう。
注目すべきは、音を聞いたという証言が1点に集中していない点だ。少なくとも約2.4キロメートル離れた地点の住民同士が、同じ音を聞いたと話しているという。局所的な機械の故障音にしては、あまりに広い範囲に届いていたことになる。
家々に跳ね返る音、茂みに逃げ込んだ猫
もう一人の証言者、ジョン・マルティネス氏の場合、最初に異変を察知したのは人間ではなく飼い猫だった。庭に出していた猫たちが突然跳ね回り、茂みに飛び込むなど激しく取り乱したため、慌てて家の中へ入れたという。
マルティネス氏によれば、その音はぐるぐると移動しているかのように聞こえ、周囲の家々に反響しているようだった。まさに「どこから聞こえてくるのか分からない」状態で、ただただ気味が悪かったと語っている。
音が建物に跳ね返って発生源がつかめない——これこそが、住民たちの不安をかき立てた最大の要因かもしれない。「動物は人間より先に異変を察知する」とはよく言われるが、猫たちのパニックぶりが、その夜の異様さを物語っている。
通報ゼロ、音源不明。世界に広がる「怪音」の系譜とは
奇妙なことに、地元警察にはこの音に関する通報記録が残っていなかったと報じられている。当局も原因については答えを持っておらず、現時点で音源を特定したという発表は確認できていない。竜巻警報のサイレンではないかとする見方も一部にあるが、キッツ氏の証言とは食い違っており、裏付けも見当たらない。
正体不明の音が住民を悩ませる事例は、世界各地で報告されてきた。米ニューメキシコ州の「タオス・ハム」、カナダ・ウィンザーで長年続いた低周波音「ウィンザー・ハム」などが有名だ。後者は、対岸の米国側にある工業地帯の製鉄関連施設が発生源とする見方が有力となった。
ミルウォーキーの怪音も、いずれ工場や設備の異音として片付けられるのかもしれない。それでも、猫たちが一斉に茂みへ逃げ込んだあの夜、住宅街の上空で何が鳴り響いていたのか。答えが出るまでは、夜空を見上げて「まさか」と想像する余地は残されている。
参考:Coast to Coast AM、WISN 12 News、ほか
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2024.10.02 20:00心霊正体不明の怪音が2時間……「宇宙人のロボットの金切り声」のような不気味な音がミルウォーキーの夜を襲ったのページです。ザ・ハム、怪音などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで