>  >  > 猛暑の後には巨大地震が起きる!?

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 全国の電子基準点の変動データによって地震予知を行う村井俊治・東大名誉教授については、これまで何度か紹介してきた。氏が顧問を務める民間会社JESEA(地震科学探査機構)が発行している有料メルマガ「MEGA地震予測」は、最新の地震予測を発表しているが、今月5日発行のメルマガでは、地震予測開始後初めて、東京を含む南関東の警戒レベルが最大に引き上げられた。

 また、今年の夏は非常に暑く、東京では最高気温35度以上を記録する猛暑日が8日連続続き、1875年の観測開始以来の最長記録となった。実は、猛暑の後には巨大地震が発生しやすいという説もある。今回は、これらのことを含め大地震発生の可能性について考察することにしたい。


■南関東での巨大地震発生を示唆する数々の異常

 前回、村井俊治氏の地震予測を紹介したのは昨年10月の記事だったが、この時に村井氏は「飛騨・甲信越・北関東」を警戒ゾーンの1つとして注意を促していた。その後、昨年11月22日に、M6.7・最大震度6弱の長野県神城断層地震が発生した。このように、村井氏は震度5以上の地震を数多く予測的中させてきた。

 村井氏は3つの要素を分析に用いている。それは、日本全国の電子基準点における1週間の上下動を示す「異常変動」、そして地表の長期的な「隆起と沈降」(上下動)、さらに地表が東西南北のどの方向に動いているかを示す「水平方向の動き」だ。なんと今回、南関東ではその3つの要素すべてにおいて大地震の前兆現象と考えられる動きが確認されたというのだ。

・ 異常変動
「異常変動」としては、6月28日の週に神奈川の山北・箱根・湯河原・静岡の宇佐美・伊豆諸島の三宅・八丈で、4~5cm程度の一斉異常変動が発生。これに対し、村井氏は「経験則として、長い静謐後に異常が見られたら、近いうちに大地震が起きる可能性が高いと考えられます」(週刊ポスト、2015年8月21・28日号)と語る。

・ 隆起と沈降
 長期的な「隆起と沈降」としては、静岡県や伊豆諸島で異常が観測されている。隆起と沈降の境目にも大きな歪みがたまり、5月30日の小笠原諸島西方沖M8.1の地震以降もその傾向が続いているため、エネルギーはまだ放出されていないと思われるという。

・ 水平方向の動き
 また、水平方向の動きでは、房総半島南部・三浦半島・伊豆半島南部に周囲と違った動きが見られるといい、村井氏は「特に注意すべきは房総半島です。北東部にある銚子と南部にある館山で水平方向の動きが真逆になっており、そのゆがみが拡大している」(週刊ポスト、同上)と語っている。

 今年4月に村井氏は、予測精度を上げる目的で神奈川県大井町と小田原市に「自前の電子基準点」を設置したが、そこでも危険な兆候が現れているという。このところ、関東地方では震度3・M4以上の地震が増えている。これらが、村井氏が予測する南関東の大地震の前兆でなければ良いのだが……。

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コメント

2:匿名2015年8月27日 01:38 | 返信

村井氏は国土地理院がノイズとしている値を何の説明もなく地震の前兆と主張している。

そんな予知を紹介していたらいずれ国土地理院からお叱りを受けるのではないか?

1:匿名2015年8月20日 00:39 | 返信

まずは事実確認をしてほしい。

村井氏の予測にかんしては、データ提供元の国土地理院からも注意喚起がなされている。そのようなものを、無批判にとりあげてよいものか。読者に対して真っ当な情報を発信する気があれば、せめてきちんとした批判をおこなうべきではないか。

この記事は、情報を右から左に送っただけのものであり、いわゆる提灯記事と呼ばれるものに近い。こういうものが垂れ流されていては、なんらかの利益供与があったのではないか、と勘繰りたくなる。

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