【閲覧注意・連続殺人】子ども47人を殺した「死の天使」ジェニーン・ジョーンズ! 鬼畜すぎる看護師の“デス注射”、命を操る自分に酔いしれ…
ジョーンズが有罪となり刑務所に入った頃、増えすぎた囚人への対策として、模範囚として1日過ごせば3日過ごしたことになるという法律があり、その法律の対象者であるジョーンズは、2018年3月には釈放される予定だったのだ。
2017年5月26日、ジョーンズは1981年に生後11ヶ月の男児に抗てんかん薬を注射し、殺害した罪で起訴されることとなった。新たな罪状で起訴された理由は簡単だ。彼女が刑務所から出所するのを防ぐためだ。
新たな事件での起訴という異例の手段が取られ、ジョーンズは刑務所から拘置所へと移されることとなった。現在も裁判は続いており、2017年のAFP通信の記事によれば、最高で禁固99年という刑が言い渡される可能性があるという。
■日常に潜む恐怖
医師や看護師による連続患者殺しは決して珍しいものではない。例えば、イギリス史上最悪のシリアルキラーと呼ばれるハロルド・シップマン。公式に認められただけで215人、ことによると500人近いの患者を殺害しているとも言われている。また、ドイツの看護師ニルス・ヘーゲルは「退屈しのぎに」100人近い患者を殺害している。
ほとんどの医療従事者は誠実に仕事に取り組んでいる。しかし、だからこそ、どの国においてもジョーンズのような人物が紛れ込んだときの被害は大きくなりがちだ。このタイプのシリアルキラーは非常に厄介で、身近なところにも潜んでいるかもしれないという恐怖を抱かせる。
日本でも神奈川県の病院で起きた入院患者の連続中毒死事件は記憶に新しい。あまり考えたくないが、おそらく日本にもこの手のシリアルキラーは存在するのだろう。だが、不祥事を内部で封じ込める風潮が強い上に、証拠の残らない火葬が一般的な日本でジョーンズのような悪魔が現れた場合、一体どうなるのだろうか? それを考えるとひたすらに背筋が寒くなるのである。
(編集部)
参考:「Murderpedia」「AFP」「死体は嘘をつかない(東京創元社、ヴィンセント・ディ・マイオほか著)」ほか
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