有毒ガスの溢れる火山に隠されたもう一つの顔 イジェン火山の神秘なる美
2014.02.10 18:30
ジャワ島の東部にブロモ山からさらに東へ150キロ余、ムラピ山(2800m)とラウン山(3332m)の2つの峰の間にある22もの噴火口を持つイジェン火山湖。
立ち上る有毒ガスは空を覆い、エメラルドに輝く火口湖は、ジュースの缶が溶けるほどの強い酸で満ちている。
インドネシアに存在するイジェン火山は来るものを拒むようなそんな過酷な山だ。そして、同時に現地民たちの労働の場でもあり、イジェン火山では日夜、防護服を身につけた現地民たちが、有毒ガスなどによる命の危険に晒されながら、硫黄の採掘を行っている。
そんな過酷なイジェン火山に隠されたもう一つの顔が露・ニュースサイト「Фактрум」が紹介された。そのもう一つの顔が美しすぎると評判になっている。
■まるで別世界
まるで幻想世界のような青い光。これはなんとイジェン火山の噴火の姿なのである。火山の熱などにより山中の硫黄が燃えることによってこのような輝きを生むのだという。
あまりに雄大で神秘的ですらある青い輝き。時に人の命すら奪う大自然の過酷さも相まって、それは正に致命的な美しさであるといえるだろう。
(文=石井洋平)
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