この女性が、彼氏に贈った“とんでもない”プレゼントとは?
ちなみに見た目にも派手な彼女と交際する男性とは、一体どんないかつい風貌かと思いきや…
思ったよりも爽やかな青年でした。
そんなチョッパーが浮気相手と住む家にレイノルズから届いたのは、彼の名前入りの腕の皮膚が入ったビン。きちんとリボンまでかけて郵送されたようです。
取材を受けたレイノルズはこの件について「彼は一体どんな反応をしたのかしら? できることならその場にいて、この目で見たかったわ」と言ったそうです。
そして驚くのは、彼女にとってこれが初めてではないということ。2012年3月にも別の交際相手と揉めて同じような行動を起こした模様をフェイスブックに投稿し、「これはどんなに好きでも彼氏や彼女の名前を体に刻むもんじゃないっていう最高の教訓だわ」とコメントしていましたが…。
さて、この事件を知った人達のコメントを見てみたところ、レイノルズを支持するものはほぼ見られませんでした。いくつか挙げてみると
「彼女は今年“誰が1番おバカさんだったでしょう大賞”の最有力候補だね!」
「彼氏に郵便でプレゼントを贈ってくれる彼女、素晴らしい。彼氏にタトゥーの入った皮膚をメスで削り取って送ってくれる彼女、プライスレス(言いがたいくらい狂ってる)」とテレビのCMをもじって皮肉ったり、からかうようなコメントから
「一言だけ…狂ってるね」
「読んでいるだけで気分が悪くなるわ」
「精神を病んでいるんだからきちんと治療するべきだよ」
…と、レイノルズに対して真剣に心配するコメントもいくつか見られました。
■テキサス州北部30人中21人がタトゥーを入れてた!?(個人調べ)
今や若い世代を中心に、世界中でタトゥーはかなりポピュラーになったのではないでしょうか。日本では公共の場で入場を断られたり、就職に不利になる場合もありますが、欧米はどうでしょう。
筆者が、アメリカのテキサス州北部にある住宅街で暮らす女性(20代後半〜40代後半)30人と話をしてみたところ、(小さな物も含めて)21人がタトゥーを入れていました。
そのうち10人が2カ所以上に入れていましたが、人の名前のタトゥーを入れていたのは1人。愛娘の名前を胸元に入れたそうです。これまでに会話を交わした印象では、多くの人が「人の名前を体に刻むものではない」と言っていました。
人の名前を体に刻んで失敗した場合に、レイノルズのように皮膚を切り取る行為について、取材に応じた心理学者のジュディス・オルロフ医師はこう述べています。「彼女のような状況で、落ち込むのを通り越して怒りを覚える事は異常ではありません。その怒りが引き金となり、自殺に走る人もいます。これは彼女なりの復讐だったのではないでしょうか。ですが、このような行為をする事で身体を傷つけるだけでなく、ストレスを増加させ健康を脅かすことも珍しくはありません」
彼女のフェイスブックを見てみると、この一件で有名になったのか、たくさんの取材依頼が来たとコメントされていました。
今はロンドンで暮らしながら、世界中のタトゥー愛好者達から熱い視線を送られているという彼女。自分の体を切り刻む必要のない男性に出会える事を願ってやみません。
(文=清水ミロ)
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