ヒトラーが犠牲者の遺体などで稼いだ驚愕の隠し財産! スイス銀行で発見される
■脱税、隠し資産。呆れるほどの銭ゲバ独裁者
さて、このように莫大な収入を得ていたヒトラーだが、収入が発生すれば税金ももれなくついてくる。国の指導者なのだから勿論税金を納めていると思ったらとんでもなかった。もちろん、脱税をしていたのだが、政府からの支払い請求がきても断固、拒否していたというのだから驚きだ。最終的には免税対象者として納税者リストから外されたとの事で、ヒトラーは堂々と脱税をしていたことになる。
■ヒトラーは死んでいなかった?
ヒトラーは第二次世界大戦が終結した直後の1945年4月30日、ベルリン内の総統地下壕内で愛人と共に自殺したと伝えられているが、その自殺した日の朝に遺言を残していたと言う。
しかしこの遺言には、遺族が中流階級程度の暮らしができるほどの支援をすると書いてあった他は消えた莫大な資産にも全く触れていなかったようだ。
ヒトラーの死後、死体が確認されていない事や、自殺の方法に関する証言がちぐはぐな事、そして先日トカナでも報じられたようにヒトラー生存説がある事から、その消えた莫大な資産で悠々自適に暮らしていたのではないかという説があってもおかしくはないだろう。
ヒトラーの書いたとされる遺言は世界からも注目されており、6月27日にイギリスで放送されたドキュメンタリー番組「The Hunt For Hitler’s Missing Millions ―ヒトラーの消えた遺産を追う―」ではどのようにして遺言が見つかったのか、そして遺言の内容や目を見張るような絵画のコレクションについて、その他にもヒトラーの私生活が垣間見えるものでとても興味深い。
自分はいかに貧しく暮らし、ドイツ国民に全てを捧げるとアピールしつつも目を疑うほどの大金をこっそり溜め込んでいた独裁者ヒトラー。第二次終戦後に死んでいなかったのならば、その消息だけでなく消えた遺産の行方も気になるところだ。
(文=清水ミロ)
参考:「Daily Mail」、「WAR HISTORY ONLINE」ほか
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