死を体感 — 火葬場体験アトラクション
死の過程を体験する! 火葬場体験アトラクションが登場!!
そしてこのゲームの共同クリエイター、ホワン・ウェイピーン氏とディーン氏はゲームを作るための調査の際、実際に炎のみを停止させた火葬炉に自ら入ったのだ。ホワン氏は「ディーンが先に火葬炉に入ったのですが、その様子を外から観察するのはとても緊張しました。」と述べている。彼は更に「段々と熱くなり息が出来ず、ここで死んでしまうのだと思いました」とも言っている。このゲームセッションは中国語で行われる。参加費用は約4千円と思ったよりも安く死を体験出来るようだ。ちなみにこの「死後シミュレーション」は上海市黄浦区(Huangpu District)にあり9月からオープンする。残念ながら今のところナレーションは中国語だけであるという。

■奇妙なゲームが出来るまでの道のりは長かった
それでは何故2人はこのようなゲームを作り出したのか。以前のホワン氏は、収入に恵まれた仕事に就いていたが、やり甲斐のない仕事を続けているうちに人生や命について考え込む自分に気づいた。その後心理学を学び2008年に四川省を襲った地震の際ボランティアとして働いた後、腫瘍の治療を専門とする病院で末期の患者達を支援する団体「ハンド・イン・ハンド」を設立する。
「中国の経済成長のおかげで私は裕福になりましたが、どの様に恵まれた暮らしを送ればいいかまでは教えてはもらえませんでした。私は全てを失ってしまったのです」そしてディーン氏は「死や生きる事」の意味について、生命について精通した異なる宗教の人々と語るようになったのだと言う。
そして「その生活を2年程続けていたのですがある時、『このまま受身でいるよりも自分で何かできないだろうか?』と気づいたのです」とも言っている。
そこから彼らはクリエイティブな企画に資金調達を行うアメリカの民間企業、キックスターターの中国版である「jue.so」というウェブサイトに計画を実行する為に応募したところ、3ヵ月で何と約670万円が集まった。
「実は中国では多くの人が死に対して興味を持っている事が分かったのです」とホワン氏は言う。「私達は死についての理解が足りない事から死への恐怖に圧倒され、動揺してしまうのです」ともディーン氏は語る。彼はこの「死を疑似体験する事で“命について学ぶ”」ことを提供したいと願っているそうだ。そして「死は逃れられない運命」という事実に人々が向き合えるように手助けもするつもりだと話す。
■まだまだある! 「死」のアトラクション!
今年の上旬、上海にある「リンシン・カルチャー&コミュニケーション」という会社が希望者の葬式を実際に行う事で、死を体験出来るサービスを始めたと「チャイニーズ・デイリー」紙が報じている。
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