【心霊写真】空中を漂う無数のオーブ!! 東北の自殺スポットでとらえた「死者のメッセージ」とは?
「これは魂ですね……。よく『死んだ人の魂は星になる』と言われますが、まさしくこういう現象を指しているんです。誰かがオーブを星に似ていると思ったんでしょうね。オーブって、大体の人が『丸い火の玉』だと思っているじゃないですか。でも、実は丸いコースター状のものが多いんですよ。それに、かなりの高速で動くから、ちょうどこんな感じの直線状に写ることもあるんです」(すずきじゅん氏)
“コースター状のオーブ”! これは興味深い事実だ。
さて、心霊スポットである八木山橋には様々な言い伝えがある。
・ 霊感のある人が深夜に橋の下を見ると、無数の手がのびている
・ 存在しないはずの公衆電話ボックスが見える。しかしそこは崖になっていて、電話ボックスに入ったら最後、あの世へと引きずり込まれてしまう
・ 白い服を着て、やつれた男がフェンスをよじ登っている
・ 雨の日に、黒いマントと帽子を被った男が傘をささずに立っている
・ 最寄りのバス停付近に古い大木が立っているが、その木を切ろうとすると、不幸に見舞われる
……どうやら強烈な心霊スポットのようだ。また、「八木山橋に近づくと、自殺をしたくなる」とも囁かれており、実際、飛び降り防止のために2メートルもあろうかというフェンスさえ建設されている。
しかし、全ての霊が恐ろしい存在(悪霊)であるというわけではない。これは生きている人間も亡くなった人間も同様なのだ。前述のすずきじゅん氏は、こうも述べた。
「(今回の写真の中に)悪いものはあまりいないですねー。白いオーブは最も頻繁に出現するもので、紫色のものは高次元にある魂でしょう。ちなみにオレンジ系統のものは、強いパワーを持っています」
さて、筆者自身も写真を霊視してみた。確かに、これらの写真からは憎悪や悪意の念は感じられない。しかし、「寂しい」「誰かと話したい」という霊的なメッセージを受け取った。すると、星空のように美しいこれらのオーブ写真からは、どことなく哀愁が漂ってくる――。亡くなった人がこの世に未練を残している場合、その魂は憂鬱な気持ちを浄化できずに、この世をしばらく彷徨う。そして、誰かに気付いてもらうため、時にオーブとして写真に姿を現すのだろう。
深月ユリア
ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血をひき、魔女占い師・魔女優・オカルトライター・ホラー映画プロデューサーとして国内外で活動。深月事務所代表、TR総合探偵事務所で心霊捜査担当。
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