日常に潜む殺人兵器 ―写真家エド・ジェームスが選ぶ、この世で最も不穏な殺人兵器Top10
石川翠のワールド・ミステリー・シリーズ
なんかネタないかな。霊によって霊のごとく(あ、「例」の書きまちがいです)、世界中のすっとんきょうなニュースを捜していると、タイトルと画像がてんでミス・マッチなクリップがふと目の前を通りすぎて行きました。編集作業上の不手際かしらん? …そう思って、一度はやり過ごしたものの、気になって二度見すると…。おや? 一体なんなの、コレって─―。
■日常の中に潜む殺人グッズ
さて今回、ご紹介したいのは、ピクルスの入ったガラスビンからハイヒール、果てはエレキ・ギターまで。一見、なんの変哲もない、日常の品々の写真です。
実はこの10点、写真家エド・ジェームス(Ed James)氏が世界中から蒐集した、世にも奇妙な「殺人グッズ」(murder weapons)の画像なんだとか。 ほんTOCANA? どれもこれも、あんまりフツー過ぎてにわかには信じらんない気分なんですけど…。如何でしょう、今日はひとつ、氏の展覧会場に足を踏み入れたつもりになって、ご一緒に、作品を見て周るというのは? なお、事件名とコメントは、筆者の独断と偏見によるものですので、どうか、悪しからず。では、勇気を奮って、いざ、参りましょう…。
●「ヒール串刺し事件」
使用兵器: 高さ5インチ半のスティレット・ヒール
使用場所:アメリカ、テキサス州ヒューストン
概要:44歳女性、これにて、59歳男性を殺害せり
コメント:スティレット(stiletto) は、中世のドイツやイギリスで使われたという、「トドメ」専用の携帯用短剣。刃はなく、ブスリと突き刺す…。この女性の方、よっぽど恨んでいたんでしょうねぇ…。小生、この死に方はNGでございます。
●「臭いものには蓋事件」
使用兵器:トイレのタンクのふた
使用場所:アメリカ、テネシー州ノックスヴィル
概要: これにて、49歳男性、28歳男性を殺害せり
コメント:怒りにまかせて、近くにあった(?)モノで殴りつけた感じが…。せめて、もうちょっと美意識の感じられるものが使えなかったかなぁと惜しまれてなりません。
例えば、
「アイツ、殺されたんだってさぁ」
「マジぃ? なんでなんで??」
「詩のシメの句を批判されたはらいせに、蔓薔薇で首をしめられたらしいよ」
うむむ、ちょっと耽美に走りすぎたか!?
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