【不審死7人】京都の鬼女・千佐子容疑者は、なぜ表沙汰にならなかった? 事件記者が語る「警察の誤算」
2014.11.27 09:00
「状況証拠では“限りなくクロ”と出ていたにもかかわらず、千佐子容疑者は自分からボロを出すことはなかったんです。いくら捜査員が問い詰めても、千佐子容疑者は一向に犯行を認めなかった。ポリグラフ、つまり嘘発見器にも掛けたが、そこでも千佐子容疑者の犯行を裏付ける証言は取れませんでした。最初から物証に乏しい事件だっただけに、その時点では逮捕に踏み切ることはできなかったという話です」(先の記者)
それが、ここにきて急展開を迎えたのは、千佐子容疑者が自殺をほのめかしたまま自宅から姿を消したためだった。
「被疑者死亡」で事件を終わらせないために「最後の手段」を取らざるを得なかったのだ。
「京都府舞鶴市の高1女子殺害事件でのトラウマも、捜査陣が逮捕を躊躇した一因だろう。証拠に乏しいままに逮捕した容疑者は最終的に裁判で無罪となってしまった。その二の舞いだけは絶対に避けたいはず。しかし、今回の事件でも千佐子容疑者を有罪にまで持ち込めるかどうかが不安視されている」(捜査関係者)
渦中の千佐子容疑者はいまだに容疑を否認しているというが…。
(文=KYAN岬)
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