「2ちゃんねる」でも予言されていた? 長野県地震、9つの予言と前兆
・「2ちゃんねる」ユーザー
この他、実は巨大掲示板サイト「2ちゃんねる」でも、今回の地震を予言していた人がいる。10月28日、匿名の人物によって次のような一文が書き込まれた。
「11月にまた日本でエボラ騒ぎがあるよ。アフリカ帰りの男性が発熱をだしエボラの疑いがでるよ。 結果は陰性で終わるよ。しかし結果が出た日から二週間後に大きな地震」
リベリアから帰国した男性が発熱症状を訴え、検査を受けて結果は陰性となる出来事があったが、この日が11月7日であり、長野県の地震はそれから2週間と1日が経った日に発生した。このことは、果たして偶然の一致として済ませることができる話だろうか?
・ミッヒー氏
さらに、地震の前兆を“体感”する主婦としてお馴染みのミッヒー氏は、11月17日にTwitter上で、「M6クラス超大きめ体感あり!」とつぶやいており、氏の“体感”から1週間以内に地震が起きるという前例の通り、規模も含めて今回の地震を的中させた。ちなみに、筆者も11月18日と19日に酷い頭痛と胃の不快を体感していたが、これはやはり地震の前兆としての電磁波によるものだったと思われる。通常、筆者の“体感”は、ミッヒー氏の“体感”から1~2日遅れて始まることが多いが、これは個人差によるものだろうか。
■数々の不思議な現象も!
・新月トリガー
次に、前兆現象が起きていたか検証してみよう。今回の地震が起きた日はちょうど新月で、いわゆる「新月トリガー」が作用する時期だった。以前の記事でも書いたが、2012年12月に防災科学技術研究所(NIED)の田中佐千子研究員が、「東日本大震災は月や太陽による引力が『トリガー』となった可能性が高い」という説を発表。「月の引力は、地震を引き起こす力の1000分の1程度しかないが、『トリガー』にはなり得る」と指摘している。やはり満月・新月には大地震が起きる可能性が高くなるようだ。
・小さな前震
また、11月18日から19日にかけて長野県北部ではM2クラスの地震が数回起きていたが、政府の地震調査委員会は、これが前震だった可能性を示唆している。小規模の地震がその後の大地震の「前震」であったかどうかは、大地震が起きて初めて分かることであり、それ以前に判断するのは困難だとされるが、ある地域で小さな地震が続く場合、注意するに越したことはないだろう。
・光学現象
それ以外にも、今回の地震の1~2日前から、「日暈(にちうん、ひがさ)」、「幻日」、「環水平アーク」、「環垂直アーク」といった光学現象が各地で観測されていた。「日暈」とは、太陽の周りに虹のような光の輪が現れる光学現象だ。「幻日」は、太陽から少し離れた位置に、同じ高度で光が見える光学現象のことを指す。「環水平アーク」は、太陽の下に水平に近い形で現れる虹で、「環垂直アーク」は太陽の上方に現れる虹のことだ。
筆者のブログに報告を寄せてくれたレビ氏は、20日に金沢市で発生した日暈の撮影に成功している。さらに地震発生の朝には、各地でうろこ雲のようではあるが、さらに気味の悪い印象を与える雲が出現していた。「今日、地震ありそうだな」とTwitterでつぶやく人もおり、話題になった。
以上のように、何の前触れもなく突然発生したと思われる地震でも、実際には予言・予測していた人々が存在したり、さまざまな前兆現象も起きているのだ。このような情報に日頃から注意深く接していれば、今後いつ起きるかもしれない超巨大地震から、家族や自分の命を守ることにつながるだろう。
百瀬直也(ももせ・なおや)
超常現象研究家、地震前兆研究家、ライター。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。ブログ:『探求三昧』、Web:『沙龍家』、Twitter:@noya_momose
※百瀬氏が企画・執筆したコンビニムック『予言・天変地異』(ダイアプレス)、発売中!
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
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2024.10.02 20:00心霊「2ちゃんねる」でも予言されていた? 長野県地震、9つの予言と前兆のページです。地震予知、百瀬直也、長野県などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで